イ・ユンジ、「涙の王妃役を期待していてください!」 | MASAHARUオフィシャルブログ 「世界一弱いプロテニスプレーヤーのブログ」 powered by アメブロ

イ・ユンジ、「涙の王妃役を期待していてください!」

【12月7日 韓国日報】大きくて澄んだ瞳を持ち、悪役などとても演じられそうにない女優のイ・ユンジ(Lee Yoon-Ji)は、今年9月に放送が終了したMBCの朝ドラマ『私のそばにいて』で、母親に捨てられた女性として登場し、毎回のように恨みと許しの涙を流した。

■時代劇で涙の演技

 そのイ・ユンジに、再び涙の演技が試されるときがやってきた。KBS1TVの新大河ドラマ『大王世宗』がそれだ。同作では、悲運の「昭憲(ソホン)王后」として登場し、視聴者の涙腺を刺激する。「昭憲王后」は、夫で国王の「世宗(セジョン)」の父親「太宗(テジョン)」によって、両親が殺されたり身分をはく奪されたりする運命をもつ人物。

 「『私のそばにいて』の撮影を通じて、泣くシーンに自信がつきました。すでに、涙を流す演技には私なりのノウハウが確立しているのですが、時代劇は初挑戦なので、現代ドラマとは違うバリエーションを見せなくてはいけませんね」
 
 実はイ・ユンジは、昨年放送されたMBCドラマ『宮~Love in Palace~』に出演していた。時代ものと現代の要素がミックスされたドラマだったので、時代劇に出たとは言い切れないが、ここで王女役を演じた経験がある。そのときに身につけた王族の話し方や身のこなし方を、『大王世宗』で発揮してくれることだろう。

■すべての時間帯のドラマを網羅!

 イ・ユンジは同作によって、すべての時間帯のドラマを網羅することになった。短編ドラマをはじめ、SBS『乾パン先生とこんぺいとう』などのミニシリーズ(放送曜日が特定されているドラマ)や、KBS『19歳の純情』などの連続ドラマ、MBC『漢江水打令』などの週末ドラマ、『私のそばにいて』などの朝ドラマ、そしてシットコムで経験を積んだ。

 「そういわれてみると、9時のニュースを除いてすべての時間帯の放送に出演していますね。MBCシットコム『ノンストップ4』でデビューして、大小かかわらずいろんな役を演じてきました。そして今度、王妃役まで演じることになりました(笑)」

■若いのに変に落ち着いている…克服してみせる!

 そんなイ・ユンジにも悩みがある。大部分の出演作で、変な落ち着きがどうしても出てしまう。20代中盤の女優のわりに、比較的重い役を演じてきたからかもしれない。

 「『19歳の純情』を演じたとき、先輩俳優から『連続ドラマに出たことは今後、大いに役に立つだろう』と言われました。変に落ち着いている部分は、連続ドラマで学んだテクニックを駆使していくらでも乗り越えられると思います」

■友人ク・ヘソンと王妃対決!

 イ・ユンジは11月末に、『大王世宗』の初撮影を行なった。『19歳の純情』で親しくなった女優のク・ヘソン(Ku Hye-Sun)が、現在SBSの大河ドラマ『王と私』に出演していることから、撮影場所である韓国民族村で偶然会えるのではと、ひそかに期待していた。

 「ク・ヘソンが時代劇に出ているところを見て、『私もできるのにな』と思っていました。ちょうどそのとき、『大王世宗』へのキャスティングの話があり、すぐに出演することにしました。彼女とは親しい友人ですが、王妃役でいいライバル対決をしたいと思います。どうか期待していてください」(c)韓国日報