フェデラー フェレールを破りマスターズ・カップ連覇 | MASAHARUオフィシャルブログ 「世界一弱いプロテニスプレーヤーのブログ」 powered by アメブロ

フェデラー フェレールを破りマスターズ・カップ連覇

【11月18日 AFP】男子テニス、マスターズ・カップ2007(Tennis Masters Cup 2007)シングルス、決勝。大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、大会第6シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)と対戦。フェデラーはセットカウント3-0(6-2、6-3、6-2)のストレートでフェレールを降し、これまでにイリー・ナスターゼ(Ilie Nastase、ルーマニア)氏、イワン・レンドル(Ivan Lendl、チェコ)氏、ピート・サンプラス(Pete Sampras、米国)氏の3選手しか到達していない同大会通算4度目の優勝を連覇で飾った。

 序盤からゲームを支配したフェデラーは、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)、リシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)、アンディ・ロディック(Andy Roddick、米国)らを破って決勝まで勝ち上がったフェレールを1時間38分で退け、メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)と賞金120万ドル(約1億3000万円)を獲得し、今シーズンの賞金獲得総額を約863万ドル(約9億5000万円)まで上積みした。

 試合後にフェデラーは、「とても幸せだ。ベストの選手だけがプレーできる今シーズン最後のトーナメントを再び制したことは素晴らしい経験になる。これから楽しみにしていた休暇を取り、来シーズンはより強くなって戻ってくるので期待していてください」と優勝の喜びを語り、来シーズンの更なる活躍を約束した。

 一方で敗れたフェレールは「今年は自分にとって完璧なシーズンだった。私にとって世界ランク10位から15位以内でシーズンを終えるというのは良い順位だといえるし、満足してる」と今シーズンを振り返り、「フェデラー、ナダル、ジョコビッチはおそらく他の選手より1つ上のレベルにあると思うが、フェデラーだけは違う。彼は非常に優れたサーブを放ち、非常に優れたショットをフォアハンド、バックハンドで打つ事が可能で弱点が無いんだ。彼はナンバー1ではなく歴史上最高の選手であり、現在のレベルをあと4、5年は維持できるだろう」と優勝したフェデラーを賞賛した。