内容(「BOOK」データベースより)
警視庁公安総務課庶務係分室、通称「J分室」。類稀なる身体能力、海外で傭兵として活動したことによる豊富な経験、莫大な財産を持つ小日向純也が率いる公安の特別室である。ある日、警視庁公安部部長・長島に美貌のドイツ駐在武官が自衛隊観閲式への同行を要請する。式のさなか狙撃事件が起き、長島が凶弾に倒れた。犯人の狙いは駐在武官の機転で難を逃れた総理大臣だったのか…。
今回はドイツからの暗殺者との対決。
暗殺者の真相の意外さと
結末の悲劇と復讐は
小日向純也の闇の深さと
闘いに対する強さが滲み出ている。
彼が背負っているものが重いから、
闇が深いから、光を求めて、
見えないものと戦っている。
生きることは、いろいろな意味で
戦いであると痛感する。
戦う意志があるから、
ともに戦う仲間ができるのかもしれない。
現代社会が忘れかけているものを
思い出させてくれるような感覚が
このシリーズ作品があると思う。


