1970年代製 US ARMY ファティーグパンツ(ベイカーパンツ)
今年手に入れたいアイテム3点に入れていたワイドシルエットのパンツ。
先日、熊谷の古着屋NINEにて程よいワイドシルエットのファティーグパンツを購入できたのでご紹介。
相変わらずミリタリー物は奥が深くマニアックな世界なので、ご興味のある方は以下のブログでファティーグパンツの歴史について詳しく書かれてますので是非。
大阪の古着屋マグネッツのブログ
高円寺の古着屋SLUTのブログ
たまたま生まれ年の1976年製で、特にヴィンテージとしての価値も大してナシ。
また古着好きの間ではベイカーパンツの方が通称になってますが、Engineered Garmentsやオアスロウ の影響からか?、世間一般ではファティーグパンツと呼ばれることの方が多く感じます。
ちなみに正式名称はOG107 ユーティリティパンツ。
しかし、一点だけチェックしてもらいたいのが、ポケットやアウト/インシームがダブルステッチになっているか否か。
若い年代ですと、ここがシングルステッチに簡素化されてしまい、見た目の雰囲気に影響を与えますから。
私のパンツは1970年代半ばのモデルなのに、たまたま全てダブルステッチ仕様とラッキーでした。
左:見送ったパンツ
ウエストサイズ的には左のパンツの方が楽だったのですが、ドカンシルエットによる裾幅が太過ぎてシャツをインするスタイルで合わせるには難易度が高い(汗)
逆に右のパンツはウエストはパツパツですが、ワタリ幅も程よく太く、1970年代製なのでテーパードしており、キレイ目なスタイルに合わせやすい!
で、何をどのように合わせるか…
合わせるならテーラードジャケットよりニットジャケットの方が気分。
古着が苦手な方はEngineered Garments(エンジニアードガーメンツ)やorslow(オアスロウ )のファティーグパンツをチョイスしても、同じような雰囲気を楽しめます。
イタリアのピッティやメディアによるトレンドでも、パンツのシルエットは太い方向に向かってる、とのこと。
だったら、新品だけでなく古着のパンツまで視野を広げて探してみると個性も出せる上、安くトレンドを取り入れられますから。
まぁ、ファティーグパンツはトレンドではないですけどね(笑)