覚えておきたい慣用句5 | マスエージェントブログ-絆-

覚えておきたい慣用句5

先日、日本人の国語力が低下していることが話題になっていました。

そこで今一度、自分の知識を再確認してみましょう


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(例題)
次の下線部の慣用句のうち、用い方の適切なものを選びなさい。

①会議資料作成の相談をしたくて上司に掛け合ってみたが、「前回ポイントは説明しただろう、後は自力で考え抜きなさい」と取り付く暇もなかった。

②レストランに入るのに長時間並んでやっと席に着いたのに、なかなか注文を取りに来てくれず、お水も出なかった。ようやく店員さんをつかまえ、オーダーすると、「申し訳ございません」の一言もなく、ものすごく不機嫌そうに応対された。ただでさえおなかが空いていてイライラしてきたのに怒り心頭に達した。

③世界にインターネットが爆発的に普及する以前、学生のうちからWebサイト検索エンジンのビジネスモデルを考え、会社を設立した人たちはなんと先見の明があったことだろうか。

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正解は、③は適切です。①と②は間違いがあります。

①は、正しくは「取り付く島もない」です。意味は「頼りにする手がかりがなく、どうすることもできない」ことです。

例題の「取り付く暇もない」というのは非常に間違えやすい言い回しとして有名です。

②は正しくは「怒り心頭に発する」です。意味は、「非常に激しく怒る」ことです。

③の「先見の明」の意味は「物事がおこる以前に見抜く見識。将来のことを見通すかしこさ。」なのですが、実は「先見の目がある」と間違える人も多いそうです。

「先見の明」の『明』には、「見識、賢さ」という意味合いがあり、ただ将来を見通せる「目」があるだけではなく、「知恵」が備わっていることも含んでいることを覚えておけば、混同することはないでしょう。