そうだったのか!な漢字2 | マスエージェントブログ-絆-

そうだったのか!な漢字2

先日、日本人の国語力が低下していることが話題になっていました。

そこで今一度、自分の知識を再確認してみましょう


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次の言葉のうち、漢字が正しく用いられているのはどれでしょうか。


(ア)はめをはずす   →  「歯目を外す」
(イ)いきのねをとめる →  「息の音を止める」
(ウ)けぎらいする   →  「気嫌いする」

① (ア)   ② (イ)   ③ (ウ)  ④ 全て間違い






正解は・・・④です。「全て間違い」なのです。


(ア)の「はめをはずす」は、『羽目を外す』が正解です。
言葉の由来については諸説あって本当のことはわかっていませんが、大きく2つに分かれているようです。

漢字(特に四字熟語)はその意味や熟語の成り立ち、ルーツを一緒に理解して覚えると間違いを防ぐことができます。それでは、先ほどの4つの四字熟語はどんな成り立ちになっているのでしょうか。

1:「はめ」とは馬の口に取り付ける「ハミ」という器具のことで、それを外した馬は自由に走り回ってしまうことから転じているという説。
2:「羽目」とは、建築用語で「板を、縦あるいは横に並べて平らに張ったもの。またその板のこと。」です。寺社やお城の廊下の羽目(板)はきっちりと並べておかないと雨などが入り込んで駄目になってしまうことから、羽目を外すと物事が台無しになったり、めちゃくちゃになってしまったりすることを指すようになった、という説。

辞書などで調べてみると2つとも載っているものもあります。

いずれにせよ、その意味と漢字をしっかり結び付けて、少なくとも「歯」と書かないようにしたいものですね。こういうはっきりとした『正解』がない言葉でも、調べてみて印象に残れば決して忘れないものです。こういう積み重ねが語彙力や漢字の力に繋がります。

さて、(イ)の「いきのねをとめる」の正解は、『息の根を止める』です。

「息の根を止める」とは、「殺す。または、相手を徹底的にやっつける」という意味です。
『息の根』とは、『呼吸・いのち』の意味合いがあります。「いのち」の根本のところから止めてしまう、ということでしょうか。

そうやって覚えるとこれも忘れないですね。

最後は(ウ)の「けぎらいする」ですが、正しくは「毛嫌いする」と書きます。
意味は、「これという理由もなく、感情的に嫌うこと。わけもなく嫌うこと」です。

鳥や獣が、相手の毛並みによって好き嫌いを判断する、ということから来ています。

こうやって言葉を覚えると、その漢字も印象によく残って、忘れにくくなりますね。