覚えておきたい慣用句2
先日、日本人の国語力が低下していることが話題になっていました。
そこで今一度、自分の知識を再確認してみましょう
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[ ]に適切な慣用句を次の①・②から選び、正しく意味のわかる文章にしてください。
テストまであと3日しかなかった。今まで講義もあまり真剣に聞いてこなかった。
何とか単位が取れるように徹夜で頑張ったが[ ]で上手くいかず、結局単位を落としてしまった。
① 付け刃(つけやいば) ②付け焼刃(つけやきば)
正解は・・・②です!
その意味は、『その場しのぎで覚えた知識や技術』。
もともと『付け焼刃』とは、刀鍛冶(かたなかじ)の業界で使われてきた用語で、切れ味の悪くなった刃(やいば)に、鋼(はがね)を焼いて作った刃を付け足したもののこと。
切れ味良く丈夫な刃は、本来溶かした鉄でできた地金を何度も何度も叩いて作るものですが、付焼刃はすぐに切れ味も悪くなり使えないものになってしまいます。
このことから、「本当に身に付いた確かな知識・技術」ではなく、『にわかに覚えた知識や技術』のことをいうようになりました。このような成り立ちから、文章や会話で用いる場合は、あまり「いい意味」で受け取られません。
したがって、上記の例題の文章で、仮に「単位が取れていた」といういい結果であっても、印象は悪くなることが多いのです。