5.ABC
ABC(Activity Based Costing 活動基準原価計算)は、1980年代、アメリカ経済の悪化と情報技術の飛躍的進歩を背景に、伝統的原価計算がその有効性を失ったことによって、必要になった新たな原価計算手法として誕生しました。企業が業績を回復させるための方策は、粗利益を増加させることと組織の維持費の削減であると言われていたなかで、「何が問題なのか?」との問いにそれまでの原価計算システムは答えられなかったのに対して、ABCは正しい情報を提供し、正しい意思決定を行う武器としてアメリカ企業の再生に大いに貢献した、とい われています。