経営分析「経常収支比率」 | マスエージェントブログ-絆-

経営分析「経常収支比率」

今月は経営分析指標をご紹介しています!


経常収支比率


●定義

 経常収支比率は、資金収支表における経常収支尻の比率を示します。経常収支尻が収入超過であれば100%を超え、支出超過であれば100%を下回ります。会社の支払能力を見るということでは、流動比率や当座比率が静態的な支払能力を見る指標であるのに対して、経常収支比率は動態的な支払能力を見る指標といえます。

●計算式

     経常収入
--------------------
×100
     経常支出

 経常収入

 純売上高+営業外収益+前受金・前受収益純増高-売上債権(受取手形、売掛金、受取手形割引手形、受取手形裏書残高の合計)純増額-未収入金・未収収益純増額

 経常支出

 売上原価+販売費及び一般管理費+営業外費用-減価償却費(販売費及び一般管理費、営業外費用、製造原価明細に計上されているものの合計)+棚卸資産純増額+前渡金・前払費用純増額-買入債務(支払手形及び買掛金)純増額-未払金(未払金および未払消費税)・未払費用純増額-貸倒引当金純増額-引当金純増額(流動負債および固定負債の引当金合計)

●判定の目安

 経常収支比率が100%を超えていれば通常の営業活動から生じる資金に余裕があり、100%を下回っていれば同資金が不足していることを示しますので、100%がひとつの目安になります。経常収支比率が100%を超えて大きければ大きいほど、経常収支の収入超過額が大きく、資金繰りが良好であることを意味します。