今日あたりから、彼岸の入りということで仏様に供えるお花が少しずつ動き出しています。
ところで、「彼岸」ってなんだ? と思いでしょう?
辞書で調べてみると、
彼岸
・仏語。生死の迷いを河・海にたとえた、その向こう岸。悟りの境地をいう。
・春分の日・秋分の日を中日(ちゆうにち)とする各七日間。また、この時期 に営む仏事。
で、さらに「彼岸会(ひがんえ)」って言葉もあり、
彼岸の七日間に行われる春秋二度の仏事。平安初期に始まるという。現在も墓参などが広く行われている。日本独自の習俗が仏教と結びついたものと考えられる
と、あります。
そうなんだ、そんな昔から続いていたんだぁ~ と感心します。
お花屋さんについて、
みなさんは 「キレイなお花に囲まれて花束やアレンジメントできていいなぁ~」
なんて、思うでしょうが だいたいのお店は仏様に供えるお花が売上の大半を占めていると思います。
みなさんのご先祖様を大事にする心により、お花屋さんは成り立っています。
で、当店は岸和田ですが、この近辺は彼岸にはお茶の木をお供えします。
なんで「お茶」を入れるんだろう? と思い、父に聞いたことがあります。
「昔は春と秋にピクニックみたいに墓参りして、ご先祖さんとお茶を嗜んだんと違うか? で、ご先祖さんはお茶飲まれへんから、お茶の木を供えたんとちゃうかぁ?」 と。
なんや、父も曖昧なんかぁ~ でも、もっともらしいなぁ~ と。
お客さんが
「兄ちゃんお花ちょうだい、お茶良いのを頂戴なぁ!」 と。
で、僕は
「うちのは玉露やから」 と。
そんなたわいも無い冗談を交わしながら商売をしています。