
プラトンの「イデア」
私は高校生の頃、倫理の授業で「イデア」の説明を受けたときの衝撃を覚えています。
イデアが真実で、その影が私たち自身、私たちのいる現実だ、のような説明だったと思います。
私たちが影とは、一体どういうことなのか、なんだか大変なことを聞いてしまった気がしました。良い意味で価値観が一回壊れた瞬間でした🤯
そんな、「イデア」について分かりやすい説明があり、とても有難かったです🤔そしてやっぱり「イデア」の考え方は面白い。
以下、引用になります。
①プラトンの「イデア」
イデアとは、簡単にいえば物事の純粋な理念であり、本質のことです。
たとえば、三角形とは「同一直線上にない三点と、それを結ぶ三本の線から成る多角形で、その内角の和が180度になる図形である」と定義されます。プラトン的にいうならば、これがイデアに当たるわけです。
しかし、私たちはその定義どおりの「三角形」というものを、実際に見ることはできません。なぜなら、三角形を構成する線には太さがあり、太さがある以上、そこには必ず凹凸があるからです。その時点でその線は厳密には直線ではなく、その線によって描かれた三角形の内角の和は、180度ぴったりにはなり得ない。私たちが見ているのは、常に厳密な意味では三角形ではない図形、三角形の「ようなもの」に過ぎないのです。
しかし、一方でプラトンは、このイデアの探求を諦めてはならない、ともいっています。「到達しがたい」がゆえに、それを徹底的に探求することこそが重要であると考えたのです。
そして、そのための努力を真摯に続ける人を「哲人」と呼び、政治とは哲人によってこそ行われるべきなのだという「哲人政治」を説きました。対して、すべての人々が政治に参画する民主政については「無知な大衆による衆愚政治を生み出す」として、非常に厳しい見方をしています。
次回、デカルトの「我思う故に我有り」につづく

