年甲斐もなく、純愛ドラマNetflixの「First love」に感動した後、まあそうは言うものの…とヨゴレた心が言うので、不倫、略奪、ロリコン満載の小説、林真理子さんの「源氏がたり」を読みバランスを整える。

この小説、生霊となった六条御息所の立場から光源氏を語っています。千年の時を超えても変わらない男女の関係。普通に読むと何だ??となってしまう古典の世界も、売れっ子作家さんの手にかかると、何故かスラスラ読めてしまいます。俗人なので、このくらいが丁度いい。そして、つくづく林真理子さんという作家は、売れる本を創り上げる才能の持ち主であるなと感心するのであります。

ところで、現代に生きる女性は、男性に頼らずとも生きていける経済的自立を果たしています。

経済的自立と自由を得ているフランス人女性の親友は、この度結婚を決意しました。18年以上経過し、彼女が50歳になる今年6月に晴れて入籍します。

日本とフランスでは結婚観が違います。一般的に、フランスは結婚までの道のりはシビアです。

とは言え、社会や周囲が恋愛や結婚に関して非常に寛容です。こうあらねばならないという決まりがないため、それぞれが思うように選択出来ます。また親も含め、当人以外の人達は、その間にズカズカ足を踏み入れない距離感があります。一見無関心を装う振る舞いも、そこは大人の優しさ、配慮があります。

私の義理の兄夫婦も子供が出来てから15年後に結婚しています。ちなみに私達カップルは、まだ結婚という選択肢を取っていません。

そして、結婚も教会で挙げる人達、市役所だけで済ませる人達と様々です。教会で挙げる人は、洗礼を受けなければなりません。私のように洗礼を受けてない場合は市役所のみとなります。

敬虔なクリスチャンのフランス人伯母は、「貴方たちが教会で式を挙げるなら参列するけど、市役所だけだったら、わざわざ行かない。まあ、お祝いはするけど…」と言ってました。

今回結婚するお友達は、異教徒同士なので、市役所のみで行われます。そして、私は親友から新婦側の証人依頼の申し出がありました。証人は、立ち合いで、前もって身分証明書を提出しなければなりません。←流石、書類の国。日本は婚姻届にサインするだけだったような…。

もう一人の親友アベバ(エチオピア人)は新郎側の証人に立ちます。新郎新婦とそれぞれの証人4人が並ぶと、顔の色が4色。日本ではまず見られない光景となりそうです。



日本で食べて乾燥させたトマトの種






今、すくすくと育っています。





ずっと欲しかった柚子をたまたま園芸屋さんで見つけて購入