日本滞在中に気掛かりだったのが、植物とスノーシュー猫。植物はほぼ問題なく健やかに生きてくれてました。スノーシュー猫には多少の変化がありました。
しかし、猫って不思議な生き物だとつくづく思います。どちらかと言うと犬好きだった人間の心をまるっきり変えてしまいますから、不思議な魅力です。
猫の性格もそれぞれで、室内へ出入りするスノーシュー猫は、かなり警戒心が強いです。数年前から仲良しになり、遊びに来るようになりました。そして、この子と出会ってからは、コロナ禍真っ只中と言うこともあり、3週間家を留守にする事はありませんでした。
他の猫達は、窓が開いていようものなら、恐れずに堂々と入って来ますが、この子は異変があるとピタリと来なくなります。ガラスのハートの持ち主なのです。
私達が日本から帰宅した日は、隣のお家の猫(スヌップ)と早速会いました。この子も四六時中お庭に遊びに来ている猫です。久し振りだと、猫も人間へ語りたいのか、いつも以上によく喋りかけてきます。
心配していたスノーシュー猫とは、2日目の朝に会えました。やって来た時は、尻尾が大きく膨らんでおり、極度の興奮状態??と言うのでしょうか。猫の尻尾の膨らみは、怒りや恐れ以外でも、興奮状態で膨らむのですね。
3週間分の食事の穴埋めでもするかのように、これでもかと言うくらいたらふく食べ、そして寝ての繰り返し。
この日は外へ出る気配もなくスルーでお泊まりになりました。お泊まりの時は、私達のベットの上で寝ます。スキンシップが苦手な子で、常にソーシャルディスタンスが存在します。下の写真のように、彼女との間には距離があるのです。
ただ寝る時は、独りで寝るよりも人の温もりがあった方がいいといった所でしょうか。ベットへやって来ます。
サロンでは、好みに合わせ、3カ所でよく寝てます。
この椅子が埋まっている時に、皮の椅子を使います。
時差ボケが抜けないので、明け方早くに目覚めお手洗いへ。猫も人間につられお手洗い。室内トイレを使う事は今迄ほぼなかったのですが、万が一のため猫用トイレを常備しています。
スノーシュー猫が一度だけトイレを使用したのは、姉の猫の使用後(トイレをキレイにしてました)、他の猫の臭いを察知し、自分のテリトリーを証明するかのようにトイレを使いました。
室内トイレを全く使わない猫なので、私たちは聞き慣れない音が聞こえ、何をしてる?壁で爪研ぎしなければいいけど…と目をつぶりながら思っていました。
すると、まさかのトイレ使用。後で確認したら、大きなウ〇コをしてました。これもテリトリー行為の一つなのでしょうか?
ひたすら寝て、次の日の15時過ぎに我が家を出て行きました。
縄張り確保が十分出来ていると安心したのか、猫も通常運転開始。朝の7時10分へ来て、ご飯を食べ、気分に合わせ出ていったり滞在したりの1週間が過ぎました。
ただ、室内トイレを最近使うようになりました。外は寒くて風があるからでしょうか。
猫のプランニングは未だに謎。多少天候が関係しているとは思いますが、はっきりと掴めていません。
人間に染まることはなく、思いのまま我が道をゆく猫。自由気ままな姿に、ついつい目が細くなり、下僕のように働かされています。
ところで、尾道でもやたら本物以外の猫に遭遇