若い時とは違い、ある程度の年齢になると「この人、違う!」「この人とは関わらないわ」とハッキリ思うものでございます。それは、国籍が違っても全くぶれません。

とあるお客様Vが、お友達へ贈るギフトカードを購入して下さいました。「Cさん、すごくセンスがよくあなたに是非会わせたい人だから。」と。

その是非会わせたいというCさんが、先週の土曜日にいらっしゃいました。まあ、何て言うのでしょうか。電話対応の時点で、ちょっと首を傾げたくなるような人でしたが、お会いすると「あー、そう言うことね」と納得。

ナントの中心地にお住まいのようで、車で20分かかるナント郊外(ロワールを渡った南側)を全く知らないとのこと。←ナントに何十年も住んでるフランス人のくせに知らないとは…。悪口1

同じく中心部に住んでいた伯母は、私達の住む所を"田舎" 呼ばわりしていたので、中心部に住む人達の感覚は所詮こんなものです。悪口2

肌寒く小雨が降る中やって来たCさん。「なんでこの私が、好き好んでこんな辺鄙な所まで来ないと行けないのよ!」という上から目線的な声が聞こえてきそうな第一印象でした。

そして、いらした格好が、もうどうしちゃったの、この人⁇と言いたくなるのうな完全武装。美容室へ行ったばかりのふんわりとしたブロンドの髪にハイブランドの時計、バック、マフラー。←えっ、感覚ズレズレでやばくない⁇ 悪口3

あまりに場違いな装いに、感覚がダサイと思うのでありました。悪口4

施術中、Cさんも徐々に打ち解けてくださり、笑顔も溢れ落ちましたが、紹介して下さったVさんの人柄とは程遠く…。

Vさん、なぜゆえにCさんとお友達なのだろう…。私はVさんへの謎が更に深まりました。

キネシオロジーという職業のCさんは、名刺と冊子を置いていかれました。その冊子を食い入るように眺めていた彼は、面白いネタを見つけたかのように笑ってました。

そして、私へ「そもそもこの人と友達という事は、Vさんって、やっぱり僕が思い描いていた通りの人だったよ。」←彼はVさんを教養もあっていい人と思ってますが、どことなく感化されやすい危うい人のようにも感じていました。

自分の読みが、Cさんの職業を通し実証され、うんうん納得するお連れ様でありました。

ブランド品で完全武装した人がやって来て、もう塩撒きたくなるような人だったと母へ話したら、ミーハーな母は「バックは何だったの?」と

ブランド品を持つのはいいですが、あくまでさりげなくが上品のようです。


彼の付き添いでメガネ店へお邪魔したら、最近の眼鏡店は、こんな鏡のような機械でフレームとレンズのバランスを測るのですね。ちなみにフランスは、視力を計測するのは眼科医です。処方箋を持ってメガネ店へ行きます。そして、メガネ購入に際しても健康保険適用があるので、若干の払い戻しがあります。






ところで、ちょうど1年前にも塩を撒きたくなる人に遭遇しました。その時の記事です。