無意識は、意識の中の約95%を占める。

自分が自覚している意識は、ほんの5%ほどしかないのだ。

 

 

無意識は私たちが生まれてから、自意識(自我)も芽生えていない0歳から

ずっとこの瞬間まで、黙々と私たちの生命を維持し、成長発達を促し

あらゆる感覚を記憶し、私たちの存在を陰ながら支えている。

そして、無意識は個人の無意識からもっと深くには、集合無意識と繋がっている。

 

 

 

なので、私たちは、自分が発している波動(思考のフォトン)を通して、事象を

引き寄せたり、思考を現実化している。

宇宙に繋がることも、集合意識に繋がることも可能で、個性を発揮することも、

自分がこうしたい、と思うことは全て可能である。

 

 

 

そして、無意識は無限だ。

時間も、空間も、距離も超越している。

イメージと現実との区別はなく、

無意識にとって、想像したもの(映像や感覚、感情)でもすべて現実として捉える。

常に現在(今)しかないのだ。

 

 

 

なので、欲しい物があったり、何かを達成したいなら、

既に「それを達成した」と、「欲しいものを手に入れた時」のことをイメージして、

更にその時の感情を味わうことで、無意識はそれを現実として捉える。

そして、それを現実化するために必要な情報や、

人や、物を無意識が探しててくれる。

だからといって、欲しいものが目の前に現れるのではなく、

手に入れる方法・行動の仕方を教えてくれるのだ。

 

 

 

例えば、久しぶりに会った友達から、必要な情報を得られたり、

通りすがりの本屋さんでそれに関する本を見つけたり、

ふと思いついた道を歩いていたら、そこで誰かに出会ったりするのである。

 

 

 

無意識の存在意義とは、私たちを生存させることである。

もっというと、私たちを幸せにするために、存在するのだ

なので、ピンときたり、「これがしたい。」と湧き上がる感覚があると、

それは無意識からの信号である。

私たちを幸せにするために、信号を送ってきているのだ。

 

 

 

マズローの欲求5段階説を思い出してほしい。

生存欲求から、自己実現まで、無意識の欲求はあらゆる方向から、

信号を発している。

 

 

 

それは、私たちが幸せであるために必要なこと。

それが、ケーキを食べたいことであれ、スポーツ選手になりたいと思うことであれ、

自分が何かを達成して幸せになるために必要なことであり、

それは無意識からの欲求なのだ。

 

 

 

それを抑圧するのは良くない。

できるだけ控えた方がいい。

我慢も過ぎると、病気になるから。

そして、自分が何をしたいのか分からなくなる。

生きている意味も分からなくなる

何を食べたいのかさえ、空腹なのか、満腹なのかさえ分からなくなる