明日は祝日なので、今夜はお茶でも淹れてゆっくり本を読んだり映画を観たりして、夜更かししようかな~、、、と、キッチンの棚をあさっていたら、奥からいつの日にか買ったお土産が出てきた。
昔、チベットへ行った時に買ったお茶。
チベット文字(まったく読めない)の下に "金叶巴扎・蔵茶" って中国語で書いてあり、英語で "TIBETAN BRICK TEA" と書かれてある。
中身はこんな感じ。
↓
お茶の葉を固めたもので、団茶と言われる。これは一回分に小分けされているけれど、もっと大きいものが多く、指でほぐしながら少しずつ使うみたい。
チベット人はバター茶を頻繁に飲む。
街で見かけたチベット人は、大きな水筒を持ち、いつでもどこでもひたすらバター茶を飲んでいたのが印象的だった。
チベットとバターは切り離せないような印象がある。お寺にはバターを使った彫刻とか蝋燭があった。
現地では私ももちろんバター茶を飲んだ。
チベットはかなりの高地で空気がとても薄く、農作物も限られる。おまけに乾燥がひどいため、現地で飲む分にはバターによって油分やカロリーが補給できてわりと美味しく感じたけれど、東京で飲むものではないかも。。
団茶を使ってバター茶を作るのだけれど、結構手間がかかるみたい。
バターはヤクのバター。
と、ここで
衝撃的事実が…!
チベットへ行ったのは若い頃だったけれど…、
え、なに、もうこんな昔なの!!??
別のお茶も出てきた。
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説明書も入ってた。
他にも、
ちなみに、チベット拉薩(ラサ)へは、青海省の西寧から鉄道で入った。
「生命禁区」と呼ばれる地域を鉄道で走るのだが、私は車内でひどい高山病に陥ってしまい、しばらくトイレと座席を往復していた。。。
しかし、途中から気を失い意識不明となったのだった(本当!)。
拉薩に近づく頃に標高が下がるので(といっても富士山の頂上くらい)、意識が戻ったのだが、その間ずっと放ったらかしにされていた。
というか、現地人以外の多くの人がグロッキーだったようだ。車掌さんもゲプッて言いながらきっぷを確認しに来たし…汗。
ちなみに、「さ、酸素ぷり~ず!」といって出てきた酸素が臭くて余計気持ち悪くなったのだった…。
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当時の切符の写真がでてきたわよ!
やっぱり2010年!!!
汗汗
あ、あの頃からはや十数年…………
大汗
それにしても、
寝台特急に約24時間乗車、810元って激安!!
(現在の価格は知らん…)
当時チベットを観光した時よりも今は路線が延びていると思う。
あの時は変に開発をしていて、辺鄙な場所に不自然に大きなビルを建てたりしていたのを見かけた。
ここに人住むの?って思いながら見ていたけれど、、、やっぱり不動産バブル(崩壊)が来た。
チベットの観光には制限があると思うけれど、超異文化体験するにはオススメ~!
有名なポタラ宮~
2010年撮影~💧
宇宙的なチベット密教は本当に神秘で謎めいた魅力があった。
とはいえ、あまりに謎が深すぎて結局よく分からなかったんだけど。
体力に自信あればまた行きたいけどもう無理だろうな~。
今後はこれ読んで我慢するしかなさそう~。
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本を読みながらチベットの思い出に浸ろうかな~。河口慧海とは時代があまりに違いすぎるけど。。。
ということで、本のお供に古~いお茶を淹れてみよう。
飲み方間違ってると思うけど、面倒なので普通に茶葉にお湯を注いで、しばらく待って飲んでみる。
・・・って
飲むんかいっっ!!
TIBETAN BRICK TEA
かなり古いので、すでに香り低く…
遥か遠くに微かな気高い香りを感じるものの…
うっすいウーロン茶のような…
まずくはないけどおいしくもない…
煮だしたらいいのかな??
思うんだけど、団茶って賞味期限ってどうなんだろう?
賞味期限は書かれてないみたいだし、保存するために固めてるわけだし…?
ま、もっと新しいお茶があるんだからそれを飲もう。
少しだけにしてやめておこう。
ゆっくりお茶を飲みながら夜更かしして遊ぼうと思ったけれど、考えてたら眠くなってきたので寝よ~。