鎌倉文学館が今週末を最後に、4年間も休館するそうです。
4年かあ…。長いよなぁ…。
ということで、突然ですが今日、鎌倉へ行ってきました!
 
鎌倉文学館といえば、三島由紀夫の『春の雪』の舞台でもあるらしいので、『春の雪』も全部読みました! 
 

『春の雪』は、確か昔読んだはずだし、映画も観たのですが、東京の侯爵邸が舞台だったと思っていたので、鎌倉??って思いましたが、きちんと読んだら、主人公清顕の別荘が鎌倉だったのですね。

この鎌倉の別荘に、友人の本田と、タイの王子を招いたんですね。
 
前回、タイの最貧層の記事を書いたけんですけど、『春の雪』では、大きなエメラルドの指輪をつけた10代のタイの王子様というギャップに若干苦しんでおります…。
 
 
 
バスバスバス
 
 
で、さっそく鎌倉!
 
 
有名な大仏も観光もスルーして、
江の電に乗り換え、由比ヶ浜まで行きます。
祝日のせいか
江の電すごく混んでたな。
 
駅から歩いて5分くらいで文学館です。
 
 
このトンネルをくぐると、
あの別荘がドーン!と出てきます。
 
 
青葉に包まれた迂路を登りつくしたところに、
別荘の大きな石組の門があらわれる。
『春の雪』より
 
 
館内は写真禁止なので、気になった部分は
ひたすらスマホ内にメモしてました。
文学館で展示物を見ながら
一生懸命スマホ入力していた文学少女(自称)は、私です。。
 
 
テラスから広い庭園を眺めます。
海がすぐ近くなので、海が見えます。
『春の雪』の中では、
タイの王子たちが「すばらしい庭ですね」
と言い、故郷を思い出して、
海岸で遊びましたね。
 
 
南面するテラスからは、
正面に大島がはるかに見え、
噴火の日は夜空の篝火になった。
由比ヶ浜までは
庭づたいに五、六分で歩いてゆける。
『春の雪』より
 
 
今日はちょっと曇っていたので、
写真では海が見えないかな~?
 
 
庭園にはクリスマスローズが
たくさん咲いていました。
クリスマスローズってかわいいんですけど、
ものすごく下向いてるんですよねえ。
恥ずかしがりやなのかな。
 
 
リスがいましたよ~。
キーキー鳴いてました。
鎌倉はリスが多いんですよね。
 
 
その後は、長谷まで行って
少しだけ散策しました。
 
何も下調べしていかなかったのですが、
適当に歩いていたら、きれいな花にひかれて、
フラフラとお寺に入りました。
収玄寺という小さいお寺でした。
 
 
 
最後に長谷のカフェに入って帰りました!
入ろうと思っていた所がすごい混んでて、
待つの嫌いなので、すぐに入れるカフェで。
鎌倉人気すごいね。
  
 
バスバスバス
 
 
最後に、今日のおみやげ!
文学館で特別展示された時の冊子。
もう、ここでしか買えないから色々と。。
 
 
あ、高見順、
暗そうな私小説についひかれちゃってね…。
他でも買えますかね。
 
 
 鎌倉は遠くもないし、
フラッと行けるので、また行こうと思います!