今、東京都美術館でゴッホ展が開催されています

来年は 大ゴッホ展が東京に巡回して来るので、来年行こうかな~と思っていたのですが、今のゴッホ展、 9月中の平日なら学生無料!と聞きつけ、ちょうど期末試験(仕事)が終わり余裕ができたので出かけてきました!
ここ最近は一気に心地よい気候になり、平日にもかかわらず上野公園は多くの人(ほとんどインバウンド)で賑わっていました。
美術館内にも負けないくらいの多くの人が!
平日でこの混雑ぶりなら、休日はさらに混むんだろうな。。来年の大ゴッホ展はまた一段と混むのかもしれませんね~。

今回は、ゴッホの家族が受け継いできたコレクションに焦点が当てられていました。
特に弟テオの献身的な支えが胸に刺さります。ゴッホにとっての唯一無二の理解者だったんだなと実感✨
ずいぶん前に、原田マハの『たゆたえども沈まず』という本を読んだことを思い出しました!
弟テオとの絆や日本や浮世絵への憧れについて描かれていて、今回の展覧会にも、テオに宛てた手紙(キャプション)とともに浮世絵コレクションが展示されていました。
こちらの本はフィクションですが、史実に基づいた部分かあるので改めて参考になった気がします。
せっかくなので今度は『ゴッホのあしあと』も読んでみようかな。こちらはノンフィクションとのことですし。
ゴッホの衝撃的な死後、あとを追うかのようにテオも世を去りますが、その後のテオの妻ヨーや息子の尽力についても触れられていました。
ゴッホの膨大な数の作品を相続し、売却したり財団を設立したりすることによって受け継いでいったんですね👏
映像上映のコーナーは写真や動画OKでした。

巨大なモニターに映し出されるデジタルの作品の数々。
特に、あの有名な『ひまわり』の絵画の中に入っていける体験というのは新鮮で、絵の具の立体的な凹凸が、まるで荒々しい茶褐色の山の中に入ったみたいに迫ってきました!
動画撮りましたのでよかったらどうぞ~👇
自画像の次の映像で『ひまわり』没入体験?できます~。
観賞後、公園内のスタバでひとやすみ

それにしても、最近はサンドイッチとコーヒー頼むとあっという間に1000円超えちゃいます💧
そして、偶然にもここで異文化交流がありました。
ちょっと混んでいたので、日傘と上着でテラス席を確保していたんですけれど、戻ってみると、外国人のカップルが当然のように座っていて、サンドイッチを優雅に召し上がっているじゃないですか。
わたしの日傘などは隅に移動させられていて。。
………これって文化の違いですよね~。
日本人には「なにかしら荷物を置いておけば自分の席」という暗黙のルールが浸透しているけれど、外国では「人がいなければ空席」と見ることが自然です。
上野公園などの外国人が多い場所では、こういう日本の常識は通用しなくなってきているのかも。。

食べかけ&飲みかけで失礼…💦
結局、席をシェアすることに。
彼らはニュージーランド人のご夫婦で、東京観光を終えこれから国に帰るんだと言っていました。でも、またすぐに日本に戻って来るみたいで、今度は熊野古道に行くんだって~。いいな~。
今は大自然のニュージーランドのバリータウンでAirbnbを営んでいるそうで、場所を教えてくれたり色々な写真を見せてもらいました。自然のスケールが半端ない!
狭い中に多くの人間が渦巻く東京とは正反対の場所で、まったく異なるライフスタイルと時間軸でくらしているからなのか、彼らにとっての東京は "busy! crazy!" な場所だそうです。。
おおらかに時間をすごす彼らとせわしなく動いている東京人、どちらも一長一短あるけれど、、、でも、わたしはやっぱり東京派

ジョブを聞かれたので日本語教師だというと、知っている日本語を3ワードだけ話してくれました…(^^;)
旅先の国のことば3つだけで旅行できるんだから英語が母語っていいよね……
でも、こういう小さな摩擦(?)から会話や交流につながるのは異文化ならではで、面白いところです。もし同文化の日本人だったら席のシェアはしない可能性大。なんなら、気まずさが残るだけかも。
そういえば、以前も九段下のスタバで、ワーホリ中のフランス人に声を掛けられたことがあります。場所に寄るのかもしれないけれどスタバって、異文化交流が生まれる場所なのかも
