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『《ベーコン》イギリス』 http://amba.to/12D4Y6L


私の父は、会社の自分の仕事のことを子供の私には、何も言わない人であった。


母や兄や姉には、私のいないところで話していたのかもしれない。


そういう意味でおじいちゃんの云っていた

ONとOFFをつけていたように思う。



当時、お休みの日に一人っ子の友達のところに行くと、お父さんが、いらしていてお母さんと三人で和気あいあいと色んなことを話しているのが、とてもうらやましく思っていた。


「学校でこうこうだったのよ」

「仕事では、こうこうだったから気にすることないよ」

「お母さん昨日、こうこうだったのよ」


って…。


ほほえましいという感情よりも自分の家の雰囲気との違いに唖然としてしまった。


友達は、お父さん、お母さんに自分のその日に遭ったこと、悩みもみんな話しているんだろうなぁ?

だからいつも明るいんだろうなぁ?

と、思ってしまった。


私も、おじいちゃんが、元気な時は、学校から帰って来たら機関銃みたいにその日にあったことを話していた。


でも

ある日、いつもどうりに話していたつもりだったけど、おじいちゃんにとっては、心配事だったのかもしれない。


夕食前に具合が、悪くなって入院をしてしまった。


入院先の病院に、恐る恐るお見舞いに行くと

「ごめんなさい」と、謝った。

おじいちゃん、「気にしないように」って…。

でもそれから気になって仕方がない。


あんまし自分以外の人間になんでもかんでも話すのは、よくないことなんだと、幼心に思ってしまった。


それからの聴き相手は、愛犬ホス


私が、誰もこれない庭と壁のところで一人でいたら、放し飼いで飼っていたホスが、近寄ってきて丸い大きな目で見つめてくれる。


訳わからないだろうけど、ひとりで悲しかったこと、嬉しかったことを聞かせていた。


云ったらどうしてもらえるわけないけど、云うだけで気が、晴れた。


ポチが、亡くなってからは、寝るときの枕に向かって話していた。

でもそれも声が、聞こえると、家族が、「おかしくなったんじゃないか?」と、心配するのでやめて今は、心の中で…。


そとで起こったことは、結局自分でしか解決できない。

周りの人間に相談することも必要な時もあるけれど…。


今は会社で起こったことは、よっぽどのこと以外は、姉や娘や叔母には、話さない。


話したことで心配されたり、ほんとは外部の人に聞こえたら、罰せられることだったら、親愛なる人に自分のために嫌な思いをさせることになってしまうような気が、するので話さない。


それを秘密主義と云われるのならば、そうなのだと、思う。


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