立身出世:立身(社会的な地位を得ること。高い地位につくこと。出世)して名をあげること。

(角川国語辞典より)



父は、亡くなる寸前まで仕事の事を気にかけていた。

家族の事は、二の次…

小学生の頃は、ほとんど家には、居なかったので、顔を合わす事も、なかった。
父親参観、行事に全く参加してくれなかった。

当時は

どうしても納得出来なかった。

仕事、仕事で、三食食べれるか?どうか?わからない

栄養の偏りのある食事…。

睡眠時間も、ままならない。
帰宅すると、いつも疲れた顔の父…。

それまでして、仕事に、精魂を捧げて何の見返りが、あるのだろうか?

でも

学校を卒業して…
仕事を、してくると何となくわかってきた。


会社
順風満帆な時だけじゃない。

山あり谷あり

私が、ひと言で表現出来ないほどの苦難の連続だったと、思う。


「田舎者」


「学が、ない」


取引先や、お客さんにそしられ、唇を噛んでいた事が、何度もあったのだと、思う。

でも

自分の肩には


従業員の生活が、かかっている。

従業員の家族、自分の家族の生活が、かかっている。

だから…父は逃げなかったのだと、思う。


会社経営が、悪くなっても

逃げれない。


大変なプレッシャーなのだと、思う。


そして行く末を、兄に任せた。


任せられた兄も、今、大変だと、思う。


【死】に逃げず

寿命をまっとうして

≪立身出世≫した

父を

私は、誇らしく思う。


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参考ブログ

『《人身事故》』 http://amba.to/kHY7lh