立身出世:立身(社会的な地位を得ること。高い地位につくこと。出世)して名をあげること。
(角川国語辞典より)
父は、亡くなる寸前まで仕事の事を気にかけていた。
家族の事は、二の次…
小学生の頃は、ほとんど家には、居なかったので、顔を合わす事も、なかった。
父親参観、行事に全く参加してくれなかった。
当時は
どうしても納得出来なかった。
仕事、仕事で、三食食べれるか?どうか?わからない
栄養の偏りのある食事…。
睡眠時間も、ままならない。
帰宅すると、いつも疲れた顔の父…。
それまでして、仕事に、精魂を捧げて何の見返りが、あるのだろうか?
でも
学校を卒業して…
仕事を、してくると何となくわかってきた。
会社
順風満帆な時だけじゃない。
山あり谷あり
私が、ひと言で表現出来ないほどの苦難の連続だったと、思う。
「田舎者」
「学が、ない」
取引先や、お客さんにそしられ、唇を噛んでいた事が、何度もあったのだと、思う。
でも
自分の肩には
従業員の生活が、かかっている。
従業員の家族、自分の家族の生活が、かかっている。
だから…父は逃げなかったのだと、思う。
会社経営が、悪くなっても
逃げれない。
大変なプレッシャーなのだと、思う。
そして行く末を、兄に任せた。
任せられた兄も、今、大変だと、思う。
【死】に逃げず
寿命をまっとうして
≪立身出世≫した
父を
私は、誇らしく思う。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
参考ブログ
『《人身事故》』 http://amba.to/kHY7lh