今までの自分を振り返ったらネガティブ洗脳が凄まじすぎて震える。

 

看護師歴 約27年

地元の看護専門学校を卒業。

 

1999年7月 ノストラダムスの大予言『恐怖の大王が降ってくる』

を信じ、人類が滅亡するなら好きな事しなくちゃ!

と春に病院を退職。

 

バイトで日銭を稼ぎながら

遊びに集中しその日が来るのに備えていた。

 

いつ自分が無くなってもいいように。

むしろ無くなってほしかった。

 

 

今回の人生。

初めから決まっていたレールを歩いていくだけ。

私は幸薄い運命なんだな。

 

自分はものすごく不幸でかわいそうな人間。

と、人生を諦めていた。

 

 

ノストラダムスを待ってたのに、何も起こらず。

 

2000年 ミレニアムを迎えた。

 

「予言は現実にならなかった」

が自分の現実になった。

 

人生諦めていても自分からアクションを起こすこともなく、

生きていくために再び看護師として働きだした。

 

なげやりなまま、自分も周りも痛めつけることでどうにか均衡を保っていた。

 

未来に希望なんてなにもなかった。

ただ、このまま歳をとっていくんだな。

 

あまり長くは生きたくないな。

 

どうせなら即死がいい。

 

命に寄り添う職業にいても私はこんな感じだった。

 

結婚はしないと思っていた。

母親も離婚して苦労していたし、こどもも好きじゃなかった。

 

なにより、

身分や家庭環境が違いすぎて、普通の人には私は相応しくない。

と思っていた。

 

自分は底辺出身と思っていた。

 

20代後半に17歳上の人と出逢い、ご飯を作ってくれるのがうれしかった。

 

キズがある人なら私でも結婚して良い。

 

相手に対してもとても失礼。

だけど、

本当にあの頃は思っていた。

 

男の子が誕生。

 

金銭トラブルから不和となり3年ちょっとの結婚生活に終止符。

 

今のパートナーに出逢い一緒に暮らして13年位。

初めの頃は良かったが徐々にケンカが多くなり、

ただの腐れ縁的な関係のようになり家庭内はギスギスしてきていた。

 

 

いつも自分は何もない。

 

裕福な人を妬み、幸せな人を妬み。

自分に無いもの全てを欲しがっていた。

 

こどもがいるのに男を選んだ私は母親にそっくりだ。

と自分がますます嫌いになっていった。

 

 

不幸でかわいそうで幸せになれない人生の私。

そんな自分が嫌で嫌でしかたなかった。

 

 

そんな私でも今は180度考え方や物の捉え方が変わった。

 

あの頃を思い出す時もある。

 

まだ、引きずられそうになる時もあるけれど、

ずーっとあった禍々しい感情は今は出てこない。

 

自分を傷つることで生きていることができると疑わなかった私。

 

ちょっと言葉は違うかもだけど、健気で愛おしく思う。

 

今は驚くくらい毎日、幸せと感謝を感じられる。

 

一見、よくないことが起きてもこの先のための今。

だと思えるようになった。

 

今の私が在るのは過去の私がいてくれたおかげ。

 

死にたくて、死にたくなくて。

 

溶けたい。消えたい。

存在を無くしたいと思いつつもかまって欲しいとも思ってた。

 

誰かに(親に)等身大の私の存在を認めてもらいたかったんだ。

 

私が認めているよ。

 

ネガティブでいるのも疲れるよね。

幸せじゃないことばかりで忙しかったね。

 

一つ一つ滑稽だけど、そのことに一生懸命だった。

 

 

ANAが在ったら入りたいくらい、悲劇のヒロインぶっていてくれてありがとう。