終活をはじめよう!と思っても
何から始めたらよいのかわからくないですか?
私はパートナーが死の淵に立ったことがきっかけで終活を始めようと思いました。
何から始めたら良いかわからない時、迷った時。
せっかく興味を持ったのにそのまま熱がさめてしまう前に
そんな時はまず、エンディングノートを書き始めてみるとよいかもしれないです。
エンディングノートは終活の道しるべになります。書くことで自分にとって必要な終活が見えてきます。
エンディングノートを書くメリット
①自分の人生を振り返り気持ちの整理ができる。
自分の過去を思い出して記しているうちに、いろんな出来事と一緒にその時の思いや感情も出てきて、自分ってこんな考えや思い方をしてたんだな。とか自分を客観的に見ることができて、これからはどうしていきたいか見えてくる。
②自分の考えや想い、希望が伝わる。
医療や介護の希望、葬儀や埋葬の希望、意思を書くことで残された家族や大切な人が困らないで動くことができる。医療関係者と思いを共有することで自分の希望に近い医療や介護を受けられる。亡くなった後もスムーズに儀式を進めることができる。
③家族や大切な人に向けて必要な情報を残せる、備忘録になる。
銀行などの口座やキャッシュカード類、財産のことなどの情報をまとめておくことで突然の出来事に家族や大切な人が困らない。遺言書を書く時の参考になる。必要な身辺の整理も見えてくる。
④家族や大切な人にメッセージを伝える。
残されていく人たちへ普段、面と向かっては恥ずかしくて言えないこと、感謝や愛情、お詫びの気持ちを伝えることができる。受け取った相手の大切な支え、贈り物になる。
エンディングノートは法的な効力はないですが書き方も、書く内容も自由です。
もしも…の時の便利帳にもなります。
一度書いたら終わりではなく、何度も書き直せます。
書き始めてから気持ちが整理され新しい自分を発見できたり、今までの考え方と変わってきたりします。
思いついたときにつけ足したり、書き直したりしてけます。
1年に1度見直すって方もいました。
誕生日や記念日、節目に見直すのもいいですね。
せっかく、書いても必要な時に家族や大切な人に見てもらえなかったら意味がなくなってしまうので
家族には書いていることを伝えて、折に触れて自分の想いを話したり、相談する機会があると良いと思います。
だけど、大切な情報も入っているので保管場所は信頼のおける人にだけ伝えた方がよいです。
エンディングノートはただ、必要な事を記すだけではなく、書く人の今までやこれからの希望、未来を自由に創ることができる。
書く人が主人公の世界で1冊しかないノンフィクションストーリー。