マスターコース6日目。
いよいよカウンセリング実習。

まずは、自分のセルフイメージを知ることから。

今回は、お金についてやってみました。
意識したわけではないのに、今週末は、おうし座の満月。
おうし座は、お金に深く関係する星座。
なんだか、自然に宇宙のサイクルとシンクロしてるなぁ。


さて、お金のお話。

価値観をずっと掘り下げていったら、
「お金持ちは嫉妬される(=嫌われる)」が出てきた。

(ちなみに、私の父は、医学部の講師も務める、大病院勤務の医師)


これ、いったい、いつどこで思い込んだんだろう。
いずれにせよ、大前提は、「嫌われ者で、いらない子」。

記憶をたどる。

・幼稚園の頃、親戚のおばさんとレストランに行った時のこと
 親と食事に行った時と同じように注文したら、
 「ここの家の子は、贅沢してるから」と言われた。

→私は、「贅沢すると嫌われる、怒られる」と思い込んだ。



親は、私に贅沢はさせなかったから、小学校の頃はみんなと一緒に天真爛漫に遊んでた。
中学・高校は、私学で、派手な子たちがいっぱいいて、わたしは普通の人。



・大学生になって、(エスカレーター式の私学)付属校出身者が少数派になった頃。
 いろんなこと言われ始めた。
 ・あなたのお嬢は一級品
 ・モノの値段を知らない人
 ・あなたは、親のコネで就職できるわね
 ・苦労知らずね
 ・世間知らずね

→私は「お金持ちは、友達になってもらえない」
 「お金持ちは、恋愛結婚できない」と思い込んだ。



・就職して、私立大学出身の女子さえ少数派になったとき、さらにいろんなこと言われた。
 ・あなたの家のようにお母さんが専業主婦の家は少ないのよ。普通の家庭はお母さんは働くのよ
 ・同僚の女の子に意地悪をされた。

 ・お金で苦労したことない、って言ったら、そんな人いるの、って言われた。

→「お金で苦労するのが普通」
 「お金持ちは嫌われる、嫉妬されるから、医者の娘であることを隠そう」と決めた。




さらにさらに、深堀すると、でてきたこと。

お金持ちの家に生まれた罪悪感。
苦労しなくてごめんなさい。
お金持ちでごめんなさい。


だから、
お金持ちという罪を償うために取った行動が、


苦労するから許してください。
苦労するから友達でいてください。
不幸になるから、かまってください。


と、家を出て、必死になって経済的にそこそこ稼いで自立した。

わざわざお風呂のないアパートを選んですんでみたりした。



罪悪感の償いは、恋愛にまで波及。


お金で苦労していないけど、苦しい恋愛をすると許される、
という意味不明なロジックを作りあげた


ちがう、ちがう。

どこまで、自分をいじめたら気が済むの?
もう、こんなんいややーーーー
もう、こんなあほな一人芝居、やめるーーー


そもそも、父が病気で仕事を引退した時点で「医者の娘」は卒業したから、

じぶんを不幸にする価値観、
「お金持ちは、嫌われる」は手放せばよかった。


でもね、そんな価値観持ってることすら知らなかった。





けど、
大前提を「どうせ愛されてる」にひっくり返すと、すべての事実について、ちがう解釈ができる。

本当は私は、私のことを好きでいてくれた友達がたくさんいた。



だから、

「幸せなお金持ちは素晴らしい」
「愛情と豊かさと幸せを受け取ってもいい」

「苦労しなくても愛される」

と、価値観を書き換えると決めた!
そして自分の過去も書き換えると決めた!

 

そして、やっと父の娘であることを許した。


マスターコース、本当にすごいよ。