先日起きた、フランスでの痛ましい事件。

 

現地に5年住んでいたからこそ、いろんなことを思いました。

https://www.afpbb.com/articles/-/3310499?cx_part=related_yahoo

 

 

フランスは大陸続きで、アフリカも近い、ということで、色々な国からやってきた人が混ざり合って住んでいる。

更に、両親が外国人であっても、フランス国内で生まれた子供は、フランス国籍を取得できる。

国際結婚は、普通。

白人同士だと、ヨーロッパ人とアメリカ人がカップルでも、見た目にはわからない。

 

だから、純粋なフランス人って、どんな人?ってなる。

 

 

そんな、さまざまな人種が暮らす国で、人々は様々な宗教を信じながら生活している。

キリスト教(カトリック、プロテスタント、英国国教会)、イスラム教、ユダヤ教、etc..

特にイスラム教を「国教」としているアフリカや中東の国から、ヨーロッパに出稼ぎに来て、そのまま住み続ける人もかなりいる。

 

複雑な歴史から、今までも悲惨な事件が何度か起きた。

 

そして、また今回も。

 

 

こうなると、どうしても「イスラムって怖い」という印象を与えてしまう。

でもね、本当に、大多数のイスラム教徒は穏やかで優しい、普通の人たちなのです。

パリでは、おいしいアラブ料理のお店がたくさんあって、お店の人たちは穏やかで優しい。

甘い甘いアラブの揚げ菓子も、フランス人は大好き。

 

 

人は、何を信じるのも、どんな信条でも、どんな宗教を信じるのも自由。

だから、他人が何を信じるのも自由だと思うのです。

お互いを尊重すればいい。

違いを認め合えばいい。

 

 

 

以前、オーガニックカフェをやっていたことがあって、その時、食も宗教と似ているとな、と。

つまり、食に対する行き過ぎた「こだわり」は、もはや宗教だと感じたのです。

いろんな人がお店に来てくれました。

 

健康にいいのは、

玄米という人。

白米という人。

5分づきというい人。

酵素玄米という人。

小麦は敵、という人。

 

何を信じて、何を選んで食べるかはその人の自由。

ただし、「自分は正しい」と、玄米派が白米派を攻撃するのは、ちょっと違うかも。

 

身体というのは、とても精妙で、

それぞれに違う。

だから、個人個人にあった食べ物があるのでは?と私は思う。

 

それぞれが、おいしく、楽しく食べて、結果的に体調が良ければそれでいい。

 

ちなみに、私、肉類全般が苦手。

食べると、気分が悪くなる。

でも、お肉食べて元気になる人もたくさんいる。

 

みんな違って、みんなOK!

 

 

 

色々と複雑な事情を抱えている大陸諸国と比べると、

日本は、平和で穏やかな国だなぁ。

だから、日本に生まれただけで、実はすごく幸せなこと。

 

霧が晴れた松本平は、今日も穏やかな晴れラブラブ