こんにちは
こえとえほん湘南の
Masamiです
一昨日、娘(6歳)と
神奈川県藤沢市の
商工会館ミナパークで
開催されていた
憧憬社 主催の
がいこくえほん展
に行ってきました
Instagramの広告に
表示されたんですよね。
外国語の絵本を
「ブックトーク」するって
どんな風にするんだろう?
と読み手としての興味も沸いたし、
小さい頃から
海外の絵本を
翻訳せずにそのまま読めたらいいのに
と思っていたので
行ってみたい
と思いました
憧憬社
という会社が主催で
憧憬社は、
丸善の外国語絵本の部門
に所属していた社員さん達が
2003年に立ち上げられた会社。
怪しい会社ではありません(笑)
がいこくえほん展では、
海外の絵本に精通している
憧憬社の方が
読み語りやブックトークをしてくださいます。
英語の絵本だけではなく、
フランス、ドイツ、イタリア、
スペイン、ギリシャ、
ロシア、スウェーデン、エクアドル、
インド、韓国等、
様々な国々の絵本を
原書のまま紹介して下さるので
見ごたえ抜群
英語だったら少し読めても
フランス語やギリシャ語は読めないし
絵だけ見ても、
正直わからないものもあるから、
プロに教えてもらった視点でしか
気付くことができない、
絵本の奥深さや面白さがありました
例えば、おやゆび姫の
お話の多くは
おはなしのラストを変えてあったり、
途中で終わったりしているけれど、
憧憬社さんが紹介された
こちらの絵本には↑
続きがあって、
あのつばめは、
おやゆび姫と別れた後、
旅をして、
その先には彼がいて・・・
とぞくっとするほど
ステキなラストが待っています。
また、広島の原爆で被爆した
一人の女の子を描いた、
「偵子の鶴」というお話は
ドイツ人女性が描かれた
ドイツ語絵本ですが
一人の女の子が放射能で亡くなるまで
願いを込めて折り鶴を作り続けた事実も
原爆の恐ろしさも丸ごと
痛いほど伝わる素晴らしい作品でした。
私は表紙を
見たことがある程度だったので
内容は全く知らずで。
日本では翻訳されていないので
皆さんもご存じない方が多いのではないでしょうか。
(ちなみに探したところ、
英語には翻訳されていました↓)
翻訳されていない理由を
私なりに推測すると、
きっと「日本人には
あまりにも胸が苦しくなる絵本
だから、購入に至らない」
と思われているのではないか
と考えました。
実際のところ、私も
もう一度読み返したいかと問われると
辛くて・・・
1回で十分かもしれない。
それではいけないのだろうけれど。
それからもう1冊。
こちらはインドの絵本ですが
タラブックス出版の
1枚1枚手摺りの絵本で、
インドの様々な民族のアーティストが
動物を描いていて、
アート作品集のようになっています
そのアーティストによって
動物の捉え方が違う
というところが
新鮮で興味深いところ。
憧憬社さんが紹介されていたのは
私が貼り付けたもの↑ではなく
完全オリジナルのものでしたが
こちらはこのように、
日本でも
出版されたようです
日本語が入っていますが
試し読みしたところ、
元の作品は壊さず、
ただ日本語を足しているのみに
とどまっていたので
アート絵本がお好きな方には
オススメです
このように、
実際に行って
目で見て触らないと、
なかなか出会えない絵本が
沢山おいてありました
その場では購入できず、
申し込みをする形のようですが、
セット販売のため、
一番安くても15万円台、
次のセットで30万円位
必要です
日本語訳や
おはなしの捉え方等が書かれている冊子もつくので
届いた絵本を存分に楽しめるように
なっていますが、
既に多数絵本をお迎えしている
うちには高額・・・
「だったら!」と
アマゾンで購入しようとしても、
憧憬社さんでしか
現在取り扱いがないものも
多数あるので、
気に入った絵本を
すべて手に入れるのは
物理的にも予算的にも
不可能です
購入するか
諦めるか、ですね
以上、がいこくえほん展レポでした
興味を持たれた方のために
下記貼り付けておきますね
次回は川崎(神奈川)で
開催されるようですよ
最後に・・・
がいこくえほん展で耳にした
子どもの教育関連のことで、
「識字を急ぐと読書好きにはならない」
という言葉が印象に残りました。
この件に関しては
根拠も含め、
もう少し下調べをしてから、
ブログに載せたいと思います
では、今日も読んで下さり
ありがとうございました