こんばんは
様々な絵本を紹介している、
桜餅本舗のブログです
この週末、皆様いかがお過ごしでしょうか
私はお仕事はお休みで、
こどもの習い事や幼稚園行事に参加するのみ
咳き込みが長かったせいで、
肋間神経痛がひどく、お仕事が休みで有難いです
皆様も、お疲れの方は
ぜひリラックスできる時間を確保して
お元気でお過ごしくださいね
さてさて
私のリラックス法、といえば
絵本を読むこと、なのですが、
このおはなしには心底癒されました
ペチューニアのクリスマス
ロジャー・デュボアザン 作・絵
ふしみみさを 訳
(がちょうのペチューニアシリーズ)
1978年に初出版された作品なのですが、
時を経て、
2012年、復刊ドットコムから、
新訳で復刊されました
絵や絵の色み等は、
そのままなんだそうです
実は私は図書館で借りて読んだので
初版本を読んだのですが、
復刊したものとは、
表紙の絵が少し違っています
昔の絵本の表紙には、
復刊した絵本の表紙のペチューニアにある、
首元のリースがないんですよね
復刊して、この点は素敵になりました
ペチューニアのクリスマス
1,881円
Amazon |
ちなみにこの、首元のリースは
お話の中でペチューニアが
手作りするリースで、
大切なキーアイテムです
では、ざっくりですが、
お話の内容をご紹介します
パンプキン農場でペットとして飼われている
がちょうのペチューニアは、
雪の中散歩へ出かけ、えさを探すうちに
川向こうのウインディ農場まで来てしまいました。
そこにはペチューニアより大きい
おすのがちょう チャールズがいて、
クリスマスのごちそうになるために
太らされている、と言います。
ペチューニアはこのだちょうに
恋をしました。
ペチューニアは、
奇想天外なアイデアで
チャールズを農場から逃がすことに
成功したのですが、
チャールズの持ち主に見つかってしまいます。
「がちょうのねだんは、1ポンドあたり75セントだ。
こいつは20ポンドもある。
そう簡単に逃げられてはたまらないよ。」
とチャールズは連れて帰られてしまいました。
チャールズが大好きで、諦められない
ペチューニアは、お金を稼ぐことにします。
寄付を募ってみたけどだめだったので、
松の枝でクリスマスリースを作り、
町で売りました
(クリスマスリースを羽や首に沢山つけている
ペチューニアの絵が可愛すぎます)
その次に、ツリーに飾るオーナメントも
手作りして、販売しました
ペチューニアは無事、チャールズを
助けることができるでしょうか・・・
お話の紹介はここまでにします
本当は結末まで書きたいのですが、
私はこの結末が特に好きだったので、
皆さんにも、読まれた時に、
幸せな気持ちになって欲しくて
ペチューニアの可愛らしい恋心や
その周囲の人間の様子、
絵の1つ1つまで、
愛すべき絵本だと思います
「これは買いだな」と心の中で
思っている私でした
では、今日はここで失礼します
皆様が1冊でも多くの
好きな絵本に出会えますように・・・
おやすみなさい