こんばんは
様々な絵本を紹介している、
桜餅本舗のブログです
今夜は、
クリスマス絵本ではないのですが、
書店で
クリスマスギフトとして置かれているの
こちらを紹介します
なつみはなんにでもなれる
ヨシタケシンスケ
PHP研究所
本体1000円+税
実は今、書店には、
この絵本、クリスマス限定カバーで
並んでいます
(↑フリー画像から拝借。)
中はいつもとおんなじですが
特別感があって、いいですよね
数ある絵本の中で、
この絵本をクリスマス仕様にした理由を
私なりに推測すると・・・
●みんなに読んでほしい、楽しい絵本を
ギフトらしい装丁にして、
大人に選んでもらいたかった
●1箇所だけサンタさんの絵が出てくるから
(なんとかクリスマス絵本だよね?的な)
なんにせよ、普段はあまり
絵本を買わない人が
書店に足を運んだとして、
このカバーが目に留まり
誰かにプレゼントしよう、と思うなら
とても素敵なことなので、
こういう企画、いいなと思います
さてさて
ではこちらの絵本の内容について・・・
ざっくり言うと、
夜寝る前に巻き起こる、
母と娘(幼児)の途方もないやりとりの
面白い部分、あるある部分を
絵本にした作品です
作者のヨシタケさんは、きっと
奥様と娘さんのやり取りを
じぃーっと盗み見して(笑)
描いたのでしょう
洗濯物をたたもうとしている
お母さんのところにきた
なつみは、
「おかーさん!なつみはね、
すごくいいことおもいついたよ!」
お母さんは、すごい表情で
「え?また?
もうすぐ ねるじかん
なんですけど。」
わかるっ
ここからなつみは、
まねっこゲームを始めますが
なつみのやるまねは、
全然お母さん、わからない
っていうか、見ている(読んでいる)
私たちもわからない
挙句の果てには
「おかあさんがよくやる
『ゆですぎたブロッコリー』」
だの、
『からあげをいーっぱい
たべたいきもち』
だの、
益々わからないものまねが出てきます
そして最後は・・・
なつみの電池が切れる(笑)
ママも子どもも大笑いできる、
とっても楽しい展開と結末です
第10回MOE
絵本屋さん大賞2017 の
第一位受賞作品です
まだ読んでいない方は
ぜひこの機会にどうぞ