【この記事は、2018年９月に
投稿した記事を
2021年9月に再編集したものです。】
今日は新刊絵本を紹介したいと思います
おうさまがかえってくる
100びょうまえ！
柏原 佳世子
えほんの杜
定価1400円＋税
こちらなんと、
2018年7月に出版されてから
たった1カ月で重版が決まった絵本です
すごい
どんな絵本かというと・・・
ただ１００まで
数えているうちに
物語が完結していきます
「え？どういうこと？」と思った方、
いますか
では、あらすじをば・・・
王様の部屋はきれいで広くて
おもしろそうなものがいっぱい。
ある日 王様が出かけた日。
家来たちは
王様がいないのをいいことに、
王様の部屋でやりたい放題、散らかし放題。
ところが・・・
王様が思っているより早くお城に戻ってくるのが
部屋の窓から見えました。
「王様が帰ってくるぞ―!!
帰ってくるまで…あと１００秒だ！
１００秒で部屋を片付けろ――――！！」
「せーの！」で始まった、
家来たちのダイナミックなお片づけ。
カウントされていく秒数。
果たして、王様が戻ってくるまでに
部屋をきれいに片付けられるかな？
いやぁ、新しい
こんなスタイルの絵本もあるんだ、面白い
と感心しちゃいました
子どもは、
一緒にカウントしながら
物語の中へ引きこまれていきます
家来たちのバタバタを
「何を片づけているのか」
様子をうかがいながら見守り、
カウント・・・
オチも笑えます
表紙裏と、裏表紙裏が、
同じ王様の部屋の絵になっているのですが、
表紙を開けたところが
散らかる前で
最後の裏表紙裏が、
片づけた「はず」の、
王様の部屋（笑）
間違い探しのように、
おかしなところを探して遊べる
仕掛けがしてあります
counting(数を数えること)にハマっていた
Mimi（当時4歳）も楽しそうでしたが
年中・年長さんや
小学生と読むと
さらに盛り上がりそうです
興味を持たれた方向けに
貼り付けておきますね♪
楽天ブックス おうさまがかえってくる100びょうまえ！ [ 柏原佳世子 ]
お子様のくいつきをみるためにも
先ずは図書館で借りるのも
良いと思います
【 お知らせ 】
㈳音読協会 バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座について
私の所属する、一般社団法人音読協会の
10月スタート分の日程が決まりました！
まだHPにアップされていないため
興味をお持ちの方は
ご連絡下さい
