こんにちは
様々な絵本を紹介している、
桜餅本舗のブログです
今日もあっついですね~
梅雨明けちゃったの
と思うくらい晴れていますが、
天気予報を見る限り、
明けたわけではないようですね
さて、今日は
「す~べりだい」や「しごとば」シリーズでお馴染みの
鈴木のりたけさんの絵本から、
大人気の1冊をご紹介します
とんでもない
鈴木のりたけ
アリス館
定価 1500円+税
鼻ホジホジしているライオンの表紙だなんて
斬新すぎでしょ
表紙からして、
「これはコメディです」と言っているような感じ
わくわくしてページをめくると
ストーリーはこんな感じです
(窓際の男の子の絵)
ぼくは どこにでもいる ふつうのこ
さいは いいなあ
よろいのような りっぱな かわが かっこいい
あーあ うらやましい
(ページをめくると)
よろいのような りっぱな かわが
うらやましいって?
(さいが男の子の隣の家に帰宅)
(次のページでは)
とんでもない
おもいんだよ
これであるきまわるためには
ちからが ひつようだから
たくさん たべなきゃならない
(文句、ウンチクが続く・・・)
うさぎみたいに
みがるに ぴょんぴょん
はねまわって みたいよ
(ページをめくると不機嫌なうさぎの絵)
うさぎは ぴょんぴょん
はねまわれていいねって?
とんでもない
はねすぎちゃって
こまることも あるんだよ
(つづく・・・)
はじめの方だけご紹介しました
とにかくですね、
文章もひねくれた感じでとってもいいんですが、
絵が最高にユニークで
サイの下がった眉や
うさぎの目つき、
家々の煙突から飛び出た、きりん達の顔
恐ろしい(?)ネコの大群の悪い顔つき(笑)
ライオンは、ライオンなのにヒョウ柄パンツ履いてるし
読み進めながら、目で見進めるのが楽しくて、
親子で読むなら突っ込みながらページを進められますし、
1人でお子さんが、絵を楽しむこともできる1冊だと思います
フィクションだけど、
「こうだったらおもしろいのにな~」が詰まった絵本
笑いたいときにぜひ、手に取ってみてくださいね
ではまた・・・