おはようございます
神奈川は昨日とはうってかわり、
また冬らしい、寒い朝です。
皆さんの住んでいらっしゃるところはどうでしょう。
さて、今日は今の肌寒い季節にぴったりの
ひなまつり絵本をご紹介しましょう
もりのひなまつり
こいで やすこ さく
「こどものとも」傑作集
ふくざわゆみこさんや
とよたかずひこさん同様
私が片っ端から(笑)紹介している
絵本作家さんの絵本です
なぜなら、
好きだから
でも、こいでやすこさんの絵本の場合、
絵が好き、というよりは
とにかくおはなしが素晴らしい、
という思いが強いです
このおはなしも勿論、とても素敵で。
森の近くの1軒の家の、倉(くら)に住む
ねずみばあさんと、
その家のくらに片付けられていた
おひなさま達が
のねずみこどもかい(野ねずみ子ども会)
からのお誘いの手紙で
森へ出かけていくお話です。
それはもう、
おひなさま達(おだいり様や5人ばやし、3人官女)
にとっては大冒険で。
ゆるりゆるりと大移動。
帰ってくるとドロドロになっていて
もううちの人に飾ってもらえないかもしれない、
捨てられてしまうかもしれない、
と泣き出すのですが
ねずみばあさんが機転をきかせ助けてくれます
1年のほとんどの時間、
おうちのクローゼットや押入れに片付けられている
おひなさまに焦点をあて描かれていて
子ども達の想像力を ぐうーっと かきたてる作品で
かつ
「おひなさまに祝ってもらうと元気に育つ」
という慣習を伝えるメッセージも込めてある。
ただのファンタジーではないところが
人気の理由なのではないかと思います
こいでやすこさんの描く
ねずみたちが活躍するお話は
他にも過去に紹介していますので
コチラ↓リブログしておきますね