おはようございます
少し季節はずれではありますが、
今日はコチラをご紹介します
ちょうちょのしろちゃん
高家博成・中川道子 さく
童心社
本体850円(税別)
友人(3歳男の子ママ)に
この作家さんの絵本を薦められて、
図書館で借りてみました
虫の絵本をとても沢山、描いていらっしゃいます
虫好きのお子様にはオススメの作家さんです
うちの子はというと、
アリやちょうちょくらいしかピンとこない感じなので
「はらぺこあおむし」(娘は暗唱できるくらい好き)
で少し身近になった、
ちょうちょのお話を選んでみたので、
その絵本のご紹介です
《あらすじ》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空が明るくなってもうすぐお日様が昇る頃
キャベツ畑で、さなぎからちょうちょになったしろちゃん。
羽が柔らかい→ピーンと伸ばして→かたくなったら・・・
→飛べるのよ(可愛い絵で全て過程が描いてあります)
はちさんより、てんとうむしさんより、ゆっくりひらひら。
色々な花の蜜を飲もうと試みます。
その後飛んでいたら、ひよどりに見つかってしまい、
ひよどりはちょうちょを食べようと、激しく追い回します。
やっとのことで、逃げたしろちゃん。
その後、あげはくん(アゲハ蝶)と出会い、
お花畑に連れて行ってもらい、蜜を飲みます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お話の展開としてもとてもおもしろく、
ちゃんと山場もあって、とても楽しめます
それに、カラフルで幼児向けの可愛い絵ではあるのですが
とても正確に生態が描かれているので
お勉強にもなります
(作家の高家さんは、元農学博士のようです)
ただ、うちの子は1回読んで面白かった、
といった後、あまり手に取らず
図書館に返す前日に、
「おもしろくなかったの?」と聞いたら
発覚した事実が・・・
「鳥さんが、食べちゃうでしょ。こわいの」と
言われました
どうも最初に読んだときのインパクトが強すぎて
ひよどりがちょうちょを食べようとしたシーンが
娘には恐ろしかったようで(あんなに可愛い絵なのに)
手にとらなくなったようです(笑)
ただ、お話自体はよく覚えている様子でした
沢山読み聞かせした本だけが、
子どもに影響を与えるわけではないな、と
この時思いました
1回読んでも、強烈な印象の物語ってありますものね
虫好きのお子さんにも、そうでないお子さんにも
ぜひお外で自然に触れた後は、
こういった絵本も手にとって
より一層理解を深めて「そうなんだ」と
何かを発見してほしいなと思います