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11月後半とは思えないような陽気の中、今月も診察に行ってきました
体調が良いので何の不安もなく病院に向かいます
何なら病院へ行かなくてもいいんじゃないかと錯覚するくらい「何で病院へ行ってるんだっけ
？」状態でした。
？」状態でした。診察室に入ると主治医がレントゲン画像を映し出してくれます。
「えーっと、胸水は…減ってない、、、かな？」
先月の画像と並べてみても、どっちがどっちなんだか分からない
これは間違い探しですか？というレベル
現在、胸水の貯水率は最盛期の約半分になってて、別にどうってことない量です。
だから目に見えて増えてなければＯＫ！
血液検査の結果も問題なく、先月のデータをコピーしたのかと思うくらい変わり映えがしません
主治医が耐性について話してくれました。
「なんだかんだ言って、治療を始めてもう１年半以上になるんだね」
「アレセンサが効いている期間は中央値で約３年です。もちろん個人差はあるので長く飲んでいる人もいれば、1年くらいで耐性がつく人もいるから…このまま暫く効き続けてくれるといいんだけど、」
「ま、アレセンサの耐性がついても次の薬もあるし大丈夫！ただ、アレセンサが一番楽な薬だからね」
そうか、、、
そろそろ耐性も視野に入れておくような期間が経過してるんだ。
なんか、このままアレセンサを飲み続けて元気に生きながらえていくのが当たり前のように思っていたよ
現在の腫瘍マーカー値や肝機能の値は底打ち状態だけど、これが上がってくる日がいつか来るんだね
「何で病院行ってるんだっけ？」なんて呑気なことを思ってたのは誰だ？
忘れるな！
私は『肺腺がんステージⅣ』で、がん細胞と共存している身
アレセンサが増悪を抑えてくれているお陰で元気に生きているのだ
それを証明するために、毎月診察を受けているんじゃないか
それが私の本分ぞ！
今日も4週間分のアレセンサを胸に抱えて帰れることに喜びを嚙みしめました
