池井戸 潤「シャイロックの子供たち」を読んで | たむたむのブログ

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旅とグルメとカープの話題を。  

またこの方の書く作品に引き込まれ

ましたガーン

 

他の池井戸作品に比べると、少し読む

ペースが遅く、読み終えるまでに、3週間

程かかりました(ロスジェネは面白すぎて

1週間で読み終えた)。

 

読み始めの頃は、それぞれの話の人間

模様が何ともとっつきにくかったのも

読むのが遅かった原因の1つ。

 

また、それぞれの話に同じ人間が出て

きて、その章の主人公にからんでいく

、いったいどこにゴールがあるのか、

わからないまでも、読み進めて

いきました。

オムニバスの1話完結かともぼけー

 

それが、10話あるうち、半分を越えた

あたりから、この本の輪郭がみえて

くるびっくり

 

不思議なもので、途中まで読んでいて

何でこうなったのか、1度、前の話まで

戻って、読み直すことまで、やっている

自分がいましたショック

 

1粒で2度3度楽しめる、そんな

「シャイロックの子供たち」

でした。

 

また、あとがきを、読み始めのころ

1度読んだのですが、そのときは

内容にしっくりこなかったのですが

、10話まで読み終えてから今一度

読み返すと、納得しました。

 

キャラクターの振り分け、役割を

作者は、無駄なく、しっかり丁寧

に作りこんで、この世に出して

いるように思える。

「ロスジェネ」に続き、またこの作者

にやられた、ってな感じですあせる

 

あとがきにあった、キャラの振り分け

にあった、最低の人物は、私的には

一番最初に出ていた人かと思って

いたのですが、最後の最後でその

黒幕に唖然としました。

 

誰が黒幕なのか、知りたい方は、

ぜひとも書店でこの「シャイロック

の子供たち」を手に取って読んで

いただきたいにやり

 

絶対に期待を裏切りませんビックリマーク

(ちょっと褒め過ぎたかな・・・爆  笑

 

私は、次の池井戸作品を購入

するべく、書店に行ってきますビックリマーク