大切な子供たちへ

大切な子供たちへ

絶対守ってあげたかった子供の笑顔、守り切れなかった。。。。ごめんね。ママも一緒に連れて行ってほしかった。


ブログを始めた頃、余命1年半と言われた次男坊が闘病しながら普通の生活を楽しむ姿を綴っていきたいと思っていました。




小学校に復帰して、元気に走り回って、サッカー、雪合戦、かけっこ・・・




中学校に入学して運動部に勉強、友達と遊びに行くことも多くなって、元気で笑顔がいっぱいの男子中学生の日常、もしかしてこのままずっと一緒にいられるんじゃないかと期待しながら。




2017年6月、次男坊の闘いが終了しました。



1年11ヶ月、頑張りぬきました。




再再発で声も出しにくくなってきた頃、いろんな将来の夢を話してくれました。




「結婚したら子供は女の子と男の子 名前は 叶と翼、意味わかる?」  




夢よ叶え!未来に翼を広げて!!  





お空で次男坊の夢は叶えられるかな、病で動けなくなっていった身体から解放されて翼を広げて自由に飛び回っているかな?





大好きだよ、愛してる、いつかまた会おうね・・・・・・










 


アメブロ限定記事を解除しました。


次男坊が自分の病気をスマホやパソコンで検索した時に見つかってしまわないように限定にしていたのですが、今ではその必要もなく。

通知設定をしている方には通知音がピコピコ届いてちょっぴりうるさかったかも。

ごめんなさい🙏


でもこれで次男坊と私の闘病記録はひとつ区切りがついた気がします。



こちらのブログの更新はポツリポツリですが、本当に幸せな家族だったのです。


次男坊もパパも戻ってくることはなくても、家族の笑顔、たくさんの幸せな思い出はずっと一緒にいてくれてます。

りょうちゃん、元気にしてる?

 

今日はあられが降ってきたんだよ。

もうすぐりょうちゃんのいない5回目の冬が来るね。

 

4年半の間にいろんなことがあったんだよ。

 

りょうちゃんは病気になって抗がん剤の影響で免疫力が下がっているから、マスクを着けて学校に行くようにお医者さんから言われていたけど、クラスで一人だけのマスクはいやで着けないで行ってたね。

 

今はねコロナっていうこわい伝染病が世界中で流行ってしまって、マスクは当たり前。

していない人なんてほとんどいないんだよ。

 

家族もね、お父さんは自分の実家に行ってしまって、こちらにはほとんど来なくなっちゃった。

りょうちゃんがいなくなった家では幸せになれる気がしないそうだ。

 

ママとにんにはちょっとあきれてる。。。。。

誰もが悲しくて辛い時にそんな真似しなくてもいいんじゃない?って。

 

でもね、りょうちゃんが言ってくれた言葉が今でもママを支えてくれているんだよ。

 

「ママの遺伝子100%だから、ママが誰と結婚してもママの子供で生まれてきたんだよ。」って。

それなら、いつかママが生まれ変わってもまたママの子供に生まれてくるね。

 

「俺が死んでも、お前(ママ)は生きろよ。絶対についてくるな・・・」

 

こちらに顔を見せずにママの手を握って言ってくれた言葉。

ちらっと見えた目には涙が溜まっていたね。

 

もうこの頃は自分の命の期限があと半年って知っていたのかな。

 

だから生きてるのが本当に辛くて、楽になりたいって思う時はいつもりょうちゃんの言葉を思い出してる。

 

あんなに生きたいって、きつい治療を何回も耐えていたりょうちゃんを見てきたから、ママもちゃんと生きなきゃって思うんだ。

しっかり生きたらきっと神様がご褒美に天国でりょうちゃんに逢わせてくれるかな?

 

今ねボランティアやっているんだよ。

 

一つはね、悲しんでいる人や悩んでいる人の言葉を聞いてあげるボランティア。

難しいけど、でも「きいてくれて、ありがとう・・・」って言われると、なんか自分の心が温かくなるの。

 

もう一つは点訳のボランティア。

目の不自由な方が読みたいって希望する本をちゃんと届けることが出来るように。

 

まだ勉強中だけど、宿題が多くてさ、まるで受験生みたいに毎日夜中の2時、3時まで起きてるよ~!!

りょうちゃんも本当は受験生だね。

お医者さんになりたいって言ってたから、今頃必死に勉強していたかな?

見たかったな・・・

 

髪の毛も今のばしてる。

もともとロングだったけど。

ヘアドネーションするために腰ぐらいまで伸ばすつもり。

 

治療で髪の毛が抜けちゃって、鏡を見て、「ひぇぇぇ~!」って、ふざけて思いっきり笑ったかと思ったら、すぐ布団に潜り込んで泣き顔を見せないように泣いてた姿、今でもちゃんと覚えてる。

同じように抗がん剤や薬で髪の毛を失ってしまった子供たちの悲しみが少しでも癒されるためのお手伝いになればいいなと思ってるよ。

 

まだもう少し考えていることも・・・・・・

だけど今はこれで手一杯、ずいぶんと年を取ってしまったおばあちゃんの介護や病院の付き添いもあるから、少しずつ。

 

いつか逢える時が来たら、いっぱい報告するから待っててね。

 

ちょっと無理しすぎたら、血液の持病(覚えてる?)をこじらせちゃって、秋から病院に通ってるよ。

 

週に3回の注射と、手足の麻痺がでちゃったから先週からリハビリも始まったの。

 

作業療法と理学療法、両方のリハビリ。

 

バーにつかまって歩く練習したり、粘土や、小さな棒を使って指先を動かす練習をしたり。

りょうちゃんと同じだね。

あの頃りょうちゃんは何を思っていたのか考えながら、同じようなリハビリを受けてるよ。

 

ママはもう少しこちらの世界で頑張るね。

 

また寂しくなったら手紙書くね。

パソコンだから手紙じゃないか?

小さなことは気にしなiいwww

 

じゃあ、またね~!!