大家MASAの世界まるごと不動産投資 ブログ読者の皆様
元国税官の大村氏著の「お金に好かれる極意」をご紹介します。
従来の節税とは異なるテーマであったため思わず手に取りました。
世の中には金に苦しむ人がいる一方で、カネ回りの良い人がいます。
社会・経済情勢とか、学歴が良いとか、良い会社に努めているとか、
こういった要素とはあまり関係なく金回りの良い人がいます。
この現象は不思議に感じますが、本書では金回りの良い人の共通項に触れています。
究極は「お金に縛られず自由自在に操れる人」だと言います。
大事なのは「楽して稼ぐ」という発想と言います。
これは違法行為をするとか人をダマすという発想では無く、
狩猟から農耕へ、工業化により大量生産を実現した、
そんな効率的な“お金を作るシステムを作る”という発想です。
お金に強い人は良く遊び、良く休む。やりたいことはすぐに実行する。
また事業者、経営者のほとんどが元サラリーマンという特徴があるのです。
＜事業を成功するための３つの要素＞
・お金儲けのスキーム
・資金調達能力
・危機回避能力
これらの3つのエッセンスは、
その気になればサラリーマン時代に培われる事が出来るものだと思います。
株や不動産投資などの投資行為を通じサラリーマンを辞めたいという人も多いですが、
安易にそんな発想をする前に、会社から上記の３つを盗み出して、
身に付けてからの方が良いです。
さらに労金や公庫など、労働者や零細事業者に優しい金融機関も存在します。
まずは周りで活用できるシステムを知ったうえで、次のステップがあるのだと思います。
その他、本書には数々のお金持ちを見てきた著者の含蓄ある言葉が散りばめられています。
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