【大家MASA】大家MASA選書No.170 「国家の衰退」 | 大家MASAの世界まるごと不動産投資

大家MASAの世界まるごと不動産投資

普通のサラリーマンがMBAの知識を駆使して不動産投資を展開。フィナンシャルフリーダム達成のための国内・海外ハイブリッド不動産投資法を展開中。多くの皆様に参考になる情報、投資手法をご提供します。フィナンシャルフリーダムを目指して共に学びましょう。

大家MASAの世界まるごと不動産投資 ブログ読者の皆様

渡部昇一先生の「国家の衰退」をご紹介します。

人類が国家というハコを作ってから、数々の興亡が繰り返されていますが、

その中で多くの覇権国家が生まれては消えていきました。

これには共通のメカニズムがあり歴史は繰り返すといわれる所以です。

そして、国内外に問題が山積する日本。

この日本の行く末も気になるところですが、

開国後に近代世界史の舞台に立った日本は、

欧米人に「日本人は世界史のもっともすぐれた生徒であった」と言わしめたほどです。


自虐的史観で支配される現代の日本ですが

覇権国家の一国である事は間違いありませんが、

今後の行く末が気になるところです。

本書では、ローマ、スペイン、オランダ、イギリス、

アメリカ、中国、日本とそれぞれ世界の覇権国であった(である)

国家の勃興と衰退について詳述しています。

世界史において、宗教、テクノロジー、など様々な要因で

覇権国家の変遷が見られます。

ちなみに、歴史的にユダヤ人を奨励した国のほとんどは強国になり、

追放した国は衰退しています。

これは、ユダヤ人が経済力と結びついた情報網を世界中に有しているからに

ほかなりません。

合わせて大航海時代以降は、海上覇権が重要となります。

ヨーロッパ諸国、アメリカはこの流れに乗りました。

また人種差別に寛容であったかも重要なポイントです。

異質な文化を許容できる器が試されるのでしょうか。

さて、イギリスがアルマダ海戦でスペインを破り、

7つの海を支配したロイヤルネイビー(王室の海軍)が世界中へ進出、

20世紀まで続くパックスブリタニカの時代を築きました。

イギリスはユダヤ人帰化法でユダヤ人を貴族になる事も認めるなど寛容で、

ユダヤ人であるディズレーリ首相やロスチャイルド家が活躍します。

しかし、植民地の統治に関しては、ローマのように人種差別に

寛容とは言えず、日本との大東亜戦争を機に民族運動が巻き起こり、

アジア・アフリカ諸国の独立を許すことになります。

チャーチルは戦後、日英同盟を破棄したのは間違いだったと認めているそうです。

アメリカが参戦するまで、イギリスは日本とナチスには事実上惨敗しており、

戦後はアメリカに覇権を完全に奪われました。

一方、アメリカは実験国家であり人口国家。

アメリカには中世が無く、独立後はローマの統治法を学んだといいます。

現に奴隷制度を有し、つい最近の20世紀まで単純労働に有色人種が使われていました。

国家として隆盛したのは、戦争と戦争経済である事が大きく、ベトナム戦争以外は負けた事がありません。

資源を持ち工業が発達したアメリカは戦争をすればするほど、覇権国家への階段を上り続けました。

また戦争の中心はユーラシア大陸であり、近代においてアメリカ本土が戦場になる事がほとんどない事も

戦争を行う上での大きなアドバンテージです。

但しそんなアメリカも内部から揺らいでいます。かつての支配者層であったWASPの要職比率は下がり、

ついに大統領も有色人種となりました。その他最高裁なども同様です。

基軸通貨であるドルを発行できるという事も、エネルギーを自給できるという事もこの国のアドバンテージとなっています。

中国ですが、そもそも中華民族という民族は無く、かの地では様々な民族により統治されていました。

18世紀のアヘン戦争から1990年代までは、“失われた150年”とも呼んでも良いほど

文化大革命で中国人の道徳は破壊され、数千万人ともいわれる知識人や文化人を含む犠牲者を出しました。

南京大虐殺は無かったのが事実ですがこのような中国国内の悲劇のスケールはそれの比ではありません。

広大な領土と多民族で構成される民衆を統治するため、不満の矛先は日本に向けられるようになっているのですがいい迷惑ですね。

このような国が国連の常任理事国であり、重要な決定事項に拒否権を行使できるのですから国際秩序にとっていびつな事です。

加えて資本主義を導入しているものの模倣に依拠した経済の危うさを筆者は指摘します。

以上のことから、日本のこれから歩むべき道は?

歴史的に覇権国家で日本と類似の国はあるかというと余り無く、

行動規範の比較対象として武士道と騎士道が上げられあえて言えば

島国でもあるイギリスになります。

アメリカには軍事的パートナリングにメリットを見出してもらい、

核に関して日本はドイツと同レベルの権限を持つべきとしています。

これには護憲派の理想主義を排除して現実主義に舵を切る必要があります。

幕末の尊王攘夷論と開国論の攻防にも似た決定を行わなけばなりません。

また歴史的にエネルギー問題に翻弄されてきた日本ですが、

この分野は死守しなければなりませんし、各分野の基礎技術は一日の長があります。

特に原発に関するパテントの国外フライトは中韓露の粗悪な原子炉の普及を手助けしてしまうため、国内のエネルギー供給元としても重要ですが、

国際的な戦略競争分野と位置付けるべきでしょう。

古代ギリシャ時代から出生数が低下している国が繁栄する事はありませんでした。

日本の人口を1億人という規模を確保する事、社会政策を適切に展開する事で、

衰退は防止できるといいます。


また大切なのは民度で、東日本大震災の時に日本人の民度の高さが証明されました。

貧富の差が生まれても、博愛主義やボランティア精神が救いとなります。

2000年という長い年月で天皇家の系譜が続いているという稀有で最も長命な

カミの文明圏」として、この調子であと何千年も続いてほしいという

筆者の言葉に思わず目頭が熱くなりました。





■■読者様限定イーブック&セミナー映像プレゼント中!■■

ぜひメルマガにご登録下さい。投資に役立つ情報満載です! 

http://www.mag2.com/m/0001546250.html