【大家MASA】大家MASA選書No.156 「G 0.5の世界」 | 大家MASAの世界まるごと不動産投資

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鋭い論者である三橋貴明氏の「G 0.5の世界」をご紹介します。


G 0.5の世界/日本文芸社
¥1,512
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本書は92年のソ連崩壊依頼、アメリカのG1の世界が、

アメリカの凋落とともに変わりつつありG0.5となっている。


日本はウオール街の資本主義を志向するのではなく、

瑞穂の国に相応しい市場主義を取り戻すべきと論を展開します。



バブル崩壊以降、マスコミの中途半端な報道に

踊らされたこともあって、ナショナリズムと投資意欲を失い、

”日本ダメ論”が広まりました。



実際、”グローバル化に対応するために、

非正規を増やし企業は雇用を柔軟に調整すべき”、


”人出不足については、海外からの労働者を受け入れるべき”、


”建設業界は談合などグレーなイメージがあり、

公共事業に対する嫌悪感”、、


などが常識とばかりにマスコミなどを通じてまかり通っています。



また筆者はアベノミクスへの提言を行います。



・土建業の復権

 ⇒グレーな業界という過去からのマスコミの報道に惑わされない。

  東日本大震災を救った立役者は土建業者と運輸業者。


・国土強靭化

 ⇒電線の地中化など災害対策につながる


・公共事業予算の充実

 ⇒96年を起点として最も公共事業費が下がったのは日本。

  これ以上下げると自然災害大国の日本においてリスクになる。


・人手不足は日本人で

 ⇒人で不足を外国人で補うのは愚策。

  建設のクオリティ向上と雇用拡大のためには日本人の手で


・非正規雇用を止める

 ⇒スキルノウハウを蓄積して企業の競争力を高める
雇用の維持、所得の拡大をする事で国民経済を成長させる。

このままでは所得は増えずに物価が上昇するだけと警告する。



一方で原状の日本は数多くのNo.1の分野がありそれら優位性を再確認。


例えば、OECDの国際成人力調査では、読解力、数的思考力、

ITを用いた問題解決能力で全て一位。労働者1人当たりの付加価値も一位。国富の純資産は約300兆円。日本は22年間連続一位。


確かにこの事実を知り高慢になってはならないが、

未来志向には向かない現在の日本の自虐的史観から

脱却すべきでしょう。


「アメリカでは、、、」と海外事例を語られることに弱い

日本人ですが、海外で優れている事と日本が優れている事を

区別できれば、海外との比較や交渉事がより明確に進むと思うのです。


最後に、ナショナリズムというと右傾化した思想や軍国主義時代を

思い浮かべる方も多い事でしょう。


自身の国の国民である意識であり愛国心も含むという事です。



前回紹介した「100年の予測」では、日トルコとアメリカの宇宙戦争が予測されていました。


日米欧に火種があり続けるため日本は国際社会の中で上手く立ち振る舞わなければなりません。



この書評を書いているハワイでは多くの日系人が居住され

全住民の約3割を占めます。今では2世、3世と活躍されていますが、

接するとどこか懐かしさを感じます。


大統領継承権第三位まで上り詰めたダニエル・イノウエ上院議員、

投資家のロバート・キヨサキ氏などを輩出するなど、ハワイ州だけ取ってみても数多くの先人が築いてきた日本オリジンの資産がある事を

再発見しました。


彼らは海外のフロンティアであり、ネイティブとなった日本人です。

よそ者や変わり者には冷たい日本人ですが、ポジティブなナショナリズムで世界中の日系人とのネットワークを、華僑やサムスンのように

海外コネクションも国家戦略に組み込むべきと思います。






■ホノルルの”Tanaka of Tokyo”に行きました。




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