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「日本は世界4位の海洋大国」をご紹介します。
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尖閣諸島について、中国は領有権を主張しています。
この背景の一つに、“日本の海”が豊かであり、“中国の海”が貧しいという事を中国側が知っているからです。
日本は、中国の他に北朝鮮、ロシア、韓国、台湾、フィリピン、アメリカとも海で接しています。
北方領土、竹島なども尖閣と同様、領土問題の火種になっていますが、
日本と同様、フィリピン、マレーシア、ベトナムも中国と領海を巡っての紛争が
たびたび起きています。
領海に加えて経済的権益を持つ排他的経済水域を足した“日本の海”の広さは447万平方キロとなり、
中国のそれは、約1/5でしかないのです。
ちなみに“日本の海”の広さは世界第6位ですが、海水の体積だと4位になります。
海の広さだけではなく体積が重要で、“日本の海”には、メタンハイドレート、海底熱水鉱床、
コバルト、石油、天然ガスなどがあり、なんと海水からは金やウランも抽出できるそうです。
特に、尖閣諸島周辺には、イラクの原油の推定埋蔵量に匹敵する1000億バレル、
約700兆円分の原油が埋蔵されているとみられ、中国は喉から手が出るほど欲しいわけです。
このような、豊かな資源を有する“日本の海”の開発が進めば日本は一気に資源国家に変貌する可能性があるのです。
資源だけでなく漁業ももっと注目を浴びてもよいはずです。
沿岸漁業従事者の平均年収は274万円だそうですが、ホタテの養殖業等は1000万円を超えるそうです。
求職難の日本ですが、漁業を拡大することで、雇用を改善し、食料自給率の向上にもつながる事でしょう。
私の好きなマグロの養殖技術も進んできています!
冷戦後、絶対的な指導国家が牽引するイデオロギー中心から、
資源ナショナリズムへと政治のウエイトも変わってきています。
日本は、広さと体積のある“日本の海“を活用すれば、高大な陸地を持つ隣国と太刀打ちでき、
隣国との領有権の問題を解決することで、国境線を争っている世界中の国々に問題解決のモデルを示す事が出来得る存在になれます。
日本再生の切り札は、大量の外国からの移民の受入れと海洋資源の活用にあると常々感じておりますが、前者に関してはあまりにも国内に抵抗勢力が多いので、後者を進めていくのが現実的ではないかと思ったりします。
日本がこれから築き上げていく海洋開発の技術革新は、世界に潤沢な資源を供給し国家間の争いのない社会を
作る事に貢献しなければならないと、三浦海岸を眺めながら思いました。
◆マグロの養殖技術が発達すれば、遠洋漁業のリスクが回避できますね!
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