タイ訪問記 最終日 | 大家MASAの世界まるごと不動産投資

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タイ訪問最終日は、14:30の便に乗って帰国なのでホテルでゆっくり朝食をとって空港へ移動です。


夜の騒がしさとは打って変わり、バンコックの朝は日曜ということもあり人通りも少なく比較的静かでした。屋台が片付いており、大通り沿いの歩道も心なしか広く感じます。


初日と同様、BTSに乗って空港に向かいました。構想ビル群の開発が進むエリアとバラックが立ち並ぶ旧市街が対象的で、この国の成長が急速に進んでいる事が見受けられます。



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◆旧市街と高層ビル群のコントラスト



空港に着くと、入国の際に気付かなかったタイらしいオブジェなどに気がつきました。また行き交う人々も国際色豊かでこの国の人気が伺えます。



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◆着陸するANA貨物機とタイ空港管制塔


空港では子供のお土産にJIM THOMPSONのシルク製の像のぬいぐるみを買いました。日本でも流行りそうですね。



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http://www.jimthompson.com/index.asp



さて、今回のタイ訪問を通じての所感です。


タイは、他の東南アジアと同様に「若い国」というのが一般的なイメージですが、
インドネシア、フィリピンのようにこれから人口爆発する類の国ではありません。
実は急速な少子高齢化が進行中なんです。
2010年のタイの合計特殊出生率は1.6を下回っており、日本の1.39と近い数値で先進国並みです。2015年にも人口減少が始まるとされており、労働人口不足が目前に迫っているため、隣接するミャンマー、カンボジアなどの労働力を頼るようになるかもしれません。


1990年代に経済危機に見舞われたタイでは、庶民は夫の収入だけでは足らず、女性の社会進出の結果、女性の晩婚化、少子化が急速に進行しており、
中国の「一人っ子政策」という人為的な政策とは異なる、社会構造的な問題を内在しているのです。


しかしながら、タイは北に位置する中国と南のマレーシア・シンガポールの間に位置しメコン経済圏の南北回廊の中心的な立地であり、ASEANの6億人市場のゲートウエイとして経済的な恩恵を受ける事は必至です。

前回コメントした通り、アユタヤでの万博開催、高速鉄道の開通が実現すれば、飛躍的に成長する可能性が高いのです。


不動産投資という観点からは、人口が伸長しない、銀行融資が外国人に厳しい、外国人向けとローカル向け家賃に差が大きいといったマイナス面があるのですが、6~7%の成長を安定的に維持している事、アユタヤのような成長都市にピンポイントで投資していくメリットは大きいと思いました。





また、タイ人のメンタリティとして、非常に親日的で日常に日本製品が溢れている事が実体験として理解できました。

生活コスト、食事、世界屈指の医療技術という面からリタイヤメント先として日本人に合うのではと思います。

加えて、年間120万人を超える日本人渡航者、約5万人の在タイ邦人向けのビジネスを考案するだけでも大きなチャンスがありますし、所得を拡大中の現地の富裕層向けのビジネスも大きなチャンスがあるのではと思いました。



訪問記とは関係ありませんがバンコックを舞台にしたニコラスケイジの映画がありましたのでご参考まで。

また、近いうちに訪れたいと思います。

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