モクゲキ食堂米粉パン第2回公演「鶏
肉。野菜。豆腐。」ラジオDJの藤原恵子さんが舞台に立つとのこと。リスナーの性分、馳せ参じねばなるまい!初日のマチネに伺いました。
場所は普段カフェとして使われているような、というよりまんま一軒家。部屋の端に用意された椅子に通される。受付のテーブルの上にはコンロ、テーブルごとセットになる模様だ。
ひと通り観客が入った所で受付の方が撤収し、他の方が着席。ラジオをつけて聞き始める。DJが話す内容は
「舞台中に携帯電話が鳴って恥ずかしい思いをした。電源は必ず切りましょう。」
よくある注意喚起だ。そして、既にお芝居は始まっている。役者さんはいったん退場、観客各々が準備を済ませ、本編の開演を待つ。
本編も何気ない、他愛もない会話の応酬。登場人物の一部始終を覗き見する感覚がたまらない。会話の相手が変わるたびに話す雰囲気も変わっていくのが面白い(男2人での会話の、まぁゲスいこと!)役者さんの一挙手一投足に見入りながら心の機微に寄り添った。
お芝居のタイトルは、水炊きを作る時に具材を入れる順番から。これが隠喩としてお芝居の柱を成している。物事の順番が逆転しちゃったり、次のステップに進めなかったりで、人は皆悩んでるんだよなぁ。もちろん当事者はつらく苦しいのだけれど、お芝居を通じて傍観していると、悩む姿も愛おしく見えてきた。
劇中では昆布のダシとりから、本当に水炊きが作られていく。利尻昆布のダシって、本当に良い香りがするね。うっかり昼メシを取り忘れたことが功を奏したか、嗅覚も鋭敏であった。と言ってしまえば聞こえは良いが、これは世に言う「飯テロ」だな(苦笑)
終演後に藤原恵子さんやリスナーさんとも歓談をば。この時間も含め、素敵な時間をありがとうございました。

ちなみにこの日のランチは、日没後でした(笑)
明日もいい日でありますように。

