あ
あ
や
はり
これだ
生命でも
物質でも
規則でも
ないもの
人は
自分の
価値を
信じたい
だから
生きる意味を
感じる
でも
本当はどうなのか
複雑すぎる仕組みが
あるだけで
運命も
神も
目的も
原理もない
それが
本当の姿
人間は発達したその脳で
幻を作り出している
だけではないのか
幻が
人間の現実
幻が現実と同じものなら
神は幻であり現実でも
ある
幻の現実があるだけだとすれば
幻という現実があるだけだ
他には何もない
他の何かがわかったとき
私は人間でも生命でも
魂でも物質でも原理でもなく
神でもない
名付けようのない
想像のできない
何かになってしまう
何かと言った瞬間に
その何かははるか彼方へ
遠ざかっている
だから神でさえ
私たちの仲間なのです
神という言葉を
作った人間のテリトリーに
存在する
そのテリトリーには
物質も原理も歴史も含まれます
人間であり
人間の脳で
思考する限り
そのテリトリーから
出ることはない
あなたも私も
偉い人も犯罪者も
数学も宇宙も
みんな同じ部屋で
暮らしています
理論や魂や悪や善や
幽霊や愛や理想や超能力は
みんな私やあなたの中に
あるのです
私やあなたがいるから
宗教も殺戮も銀河も永遠も無も
あるのです
私は私の考えられるすべてのものを持っています
あなたはあなたの考えられるすべてのものを持っています
石ころは石ころの考えられるすべてのものを持っています
神は神の考えられるすべてのもの持っています
世界は私の自由になりません
なぜなら
私の中には不自由があるからです
私の中にはすべてがあります
だから今の私なのです
私は不満です
私の中に不満があるから
私は不安です
私の中に不安があるから
世界は破滅するでしょう
私の中に破滅があるから
私は救われるでしょう
私の中に救いがあるから
破滅した世界は幸福な人であふれるでしょう
私の中に幸福があるから
私は危険です
私の中に危険があるから
私は自然です
私の中に自然があるから
私には人を助け自分を犠牲にする使命があります
私の中に使命があるからです
ここにいて
宇宙にいる
この部屋にいて
神と対話している
この小さなテーブルの上で
プラスとマイナスが
なくなる
あなたに
伝えることも
消えます
そして私は
神を信じます
私個人の利益のために
それが私の幻を最も良い現実に変え
私は生きのびるのです
私は狭い部屋で
神を信じます
世界のために
祈り以外に何があるのでしょうか
私が行動すれば
危険が生まれるかもしれません
私の中に危険な行動があるからです
私は祈ります
私の中の神に祈ります
心から
