
当ブログも長いこと書いてないなぁ (遠い目) も、しつつも、あんまり更新が滞ると
失踪騒ぎになったりいたしますので、更新でございます。
先日、スラップバトルが開催されまして、梅田LOFTの島村楽器に行って参りました。
梅田? そう、今までは三宮店だったのですが、本イベント主催者であるKさんが
新店舗となる梅田店に栄転されましたので、同イベントも付いていった訳なんですね。
過去、三宮店では何度か出場しては苦渋を舐めたワタクシですが、それには
「大阪と神戸における大気中の微妙なアルゴンの比重差」にプレイが影響を受けたことが
敗因だった訳ですが、梅田となるとそんな言い訳も出来ないものなのであります。
同日はプロべーシスト「日野JINO賢二」さんのセミナーも事前に開催され、後に
第一回スラップバトル開催、とLOFT 7階はさながらベース・デーでございます。
JINOさんもあまり存じなかったのですが、暖かい人柄と「も~!ベース弾けるのが
楽しくて仕方ない!」っていう心が分厚い音からガンガン伝わってくるステキな人でありました。
さて、セミナーも終り、楽器店をフラフラしておりますと「あの・・・まさぼーさんですか?」
「ひっ!」と驚いておりますと、スラップバトルでワタクシのブログにたどり着かれた方で、
さらには本日出演もなさる、ジェントルな紳士でありました。ひいてはCOCOLOのDJ,
小谷真美子さんのファンでもあらせられ、共にバンド活動しているものとしてセンボーの
まなざしを受けたりで、嬉しいやら、足が地につかずやら、でございます。
さて会場には続々と「三宮からの精鋭メンバー」や、店員のKさんに
「いやはや、大阪べーシストにはテクニシャンが多いんですよ!」と言わしめた面々が
次々と集い、ワタクシは「ひっ!ひっ!」とコヒツジのように震えていたのでありました。
また会場にはスゴいカメラを携えた金髪のミドルな方がおられまして
(ちなみにワタクシの従兄弟そっくりだったりするのですが)、この方は何と
リットーミュージック 「ベースマガジン」の副編集長さんで、今回はJINOさんと同イベントの取材のために
東京から来られていたのであります。それを聴いたワタクシが「ひっ!ざ、ざっしの取材!」と再び
シープな声を上げたのは言うまでもございません。
従来のスラップバトルであれば、ひとりひとりがリハーサルの時にたっぷりと
時間をかけて音作りや音量バランスに専念できるのですが、今回は
セミナーなどもあったため、時間が無く、出番直前のステージ上、
一分で音作りを完了させなくてはならず、ひいてはその素早さも
技量のひとつ、というコンセプトでありました。
とはいえワタクシはいつもの白ベースでエフェクトなし!シールドを突っ込んで、
アンプEQは全部真ん中!ベンベンッ!本体ツマミ微調整!完了!
と、「持たざるゆえの不惑」を体言化いたしました。
さて初戦は初顔合わせの「りーまん」さん。楽屋でベース談義をしておりますと
江川ほーじんさんも大好きで、お持ちのベースは須藤満さんモデル、と
これでもか、というぐらいにワタクシと同じ嗜好の方でありました。
ガッシリとされたスポーツマン体格に相応しい分厚い音圧で、かたやこちらは
指定したテンポが「自分の限界のBPM=135」でフレーズミスも多数ありましたが
何とか辛勝でありました。
⇒ 動画はこちら、です
http://www.youtube.com/watch?v=p0Sjz2om-TY会場からは「いや~ ボクが子供の頃に聴いたようなフレーズがいっぱいで
なつかしかった~」なんて声も。す、すいません、自分、昭和なもので。
次は「早川」さん。あまりお話する機会も無かったのですが、
お部屋のインテリアになりそうな光沢のあるキレイなベースで、
澄んだ音が鳴り響いておりました。
かたやこちらはローズウッド指板まで真っ白に塗ってしまった25年以上前の
メンテもしていない古ベースで、品評会だったら即負けでしょうが、こちらも
何とかコマを進めさせてもらいました。
⇒ 動画はこちら、です
http://www.youtube.com/watch?v=UvznamDck8Mで、早くも準決勝です。相手は石井さん、とおっしゃる方で、YAHAMAのTRB
6弦ベースという、一時期は櫻井哲夫さんも使われていた名機で、こちらを
「どないしてはりますのん!」というぐらいの超絶技で弾きまくる方で、かたや
こちらは「安定性のある」、もとい!「変わりばえの無い演奏」でしたが、
幸い、飽きられる事も無かったのか、こちらもコマを進めさせて頂き、決勝進出でありました。
⇒ 動画はこちら、です。
http://www.youtube.com/watch?v=4hypBFtnePEここで、閑話休題。
スラップとは、いわずもがなベース弦をバチンと親指で叩いて、人差し指でひっかけてはじく、
という荒っぽい演奏なのですが、確かに楽曲で使用いたしますと、何やら躍動感やワクワク感は
表現できます。
かたや、ここに「16分音符の5つ分け」とか「BPM=140での6連符」なんかは
楽曲上どうしても必要か?といわれますと、コアなフュージョン音楽のソロの時を除けば
必要性はほぼ皆無でありまして、現実的で利口な女の子ベーシストだったらまず練習すらいたしません。
要らないから。
ただし・・・男の子はやっちゃうんですね。
これはワタクシの中学生時代に流行った「ファミコン/連射」に近いものがあります。
高橋名人、というハドソンの社員さんが「16連射!」なんて技を使ってシューティングゲームを
しているのを見て、さらには某ゲームのオープニング画面で「連射測定機能=10秒間に
Aボタンを何回押せたかがカウントされる機能」が搭載されていたりすると、ま~、
懲りずに朝から晩まで指をカタカタさせてチャレンジしておりました。160回/10秒で
16連射、なんですが、せいぜい120回ぐらいが限界で、それで同級生が130回?
隣の中学のヤツが145回?なんて聞くと居てもたってもいられなくなって面識もないのに
家に行ったりして、とはた迷惑な話でございます。
で、果たしてゲーム上、この16連射が必要か、というと答えはNO!でありまして、
そんな役にも立たないどーでもいいことに、全身全霊をかけて励んでしまうのが男の子、
なんですね。あぁ、可愛らしい。
で、スラップです。これも連射に似た背景で、小節内にどれほど音符を詰めようと、
メンバーからは「うるさい!」って云われるだけなのですが(涙)、ベースマガジンに
真っ黒な譜例とCDが付いていたら試さずにはおれない、という単純な生き物でありまして、
その辺の推移を経た男の子たちと、未だにその枠から抜け出せていないおっちゃん(ワタシ)が
一同に集って競い合うのがスラップバトルなのでございます。
で、決勝戦の相手は「アルパカ」くん。彼はテクニカル系の生徒さんが集う某専門学校の生徒さんで
まだ若干二十歳! 最初はポップスバンドのコピーを中学生の頃に始めて、やがてIKUOさん
などのテクニカル系に目覚めて・・と仰ってましたが、笑顔もステキでテクニックも凄くて、
髪も長くて(笑)ナイスな方であります。
でもね、こんな二十歳のフレッシュな子と41歳(あわわ・・・)になったワタクシが
同じ板の上で一切手抜きナシ、全力で身体を使って競えるモノなんて、スポーツでも、
学業でも、お仕事でも、なかなか無いと思うんですね。そんな稀有な機会と演奏方法に
巡りあえた喜びを感じながらの演奏が、こちらです。
http://www.youtube.com/watch?v=Z0Cnir98vXsちなみにBPMはアルパカくんの指定で160、であります(汗)
メトロノームでも設定したことのない領域・・ で、ときどき右手を見ているワタクシに
注目!見事に皮をムイちゃいました。痛みはありません。この時だけは・・・
で、お客さんの拍手でアルパカくんの勝ち!パチパチパチ~
いやいや、楽しかった~
そんな訳で久しぶりに参加させて頂いたスラップバトルでは栄えある準優勝をさせて
頂きまして、豪華景品も頂戴いたしました。で、貰ってばっかりでは悪いので、
エエシールドも買わせてもらいました。
で、再びスラップ熱に火がついたワタクシ、現在も家族の就寝時を狙って、
バチバチと叩いております。バンドでは「うるさい!」って云われるケド。
⇒ これがムケた皮と、そこを叩くために剥げた塗装なのだ!

そんな訳で、いつも楽しいイベント、機会をありがとうございます、島村楽器の
精鋭スタッフ、Kさん!
同イベントのまとめ記事は島村楽器の梅田店舗のブログに掲載されて
おりますので、こちらもご参照下さいませ
http://www.shimamura.co.jp/shimablo/umeda/index.php?itemid=34956そして今回のイベントではベースマガジンの副編集長さんも来られておりまして、
その様子は10月発売の同誌に掲載される、とのことです。楽しみだなぁ
(で、小さ~い記事だったら、これも笑える)
と、長~いレポとなりましたが、ご閲覧いただきありがとうございました!
これからも精進いたします~