「スティーブジョブズ 驚異のイノベーション」 備忘録6 ”簡素化” | デザイン・マーケティング GRAM思考法

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マーケティングコンサルタントの「GRAM」代表 永井正継が見る知的好奇心ブログ。

デザインを軸に日常で起こる様々な現象から、「マーケティング発想を身に付ける方法」を

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「スティーブジョブズ 驚異のイノベーション」 備忘録6

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印象派の画家、ハンス・ホフマンも同じことを言っている。
「簡素化というのは、不要なものを削り、必要なものの言葉が気候得るようにすることだ」

アップルは注意をそらすもの、乱雑なもの、不要なものを取り除き、必要なものの
声が聞こえるようにする-精神についてもウェブサイトについても。

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アップルがジョブス不在の時にアイテムラインを大きく広げ、それこそが顧客対応をしている
と考えられていた。
これって本当によくあることだと思う、実際自分がデザインをしていた時も、
なんとか購入してもらいたいとラインを広げた記憶が有るからね。

スティーブジョブズはそれを一挙に基本4ラインに絞り込む。
これって大変な度胸が必要。売り上げが激減してしまう恐怖か付きまとうからね。
かれがアップルに復帰してその実行をなしえたしたのは、
彼が信じたもの、先に見ていたものがすべてなのだろう、、、。

経営視点からしてもリソースの集中を圧倒的な規模とスピードで行う!
これが思考と決定権が日本の企業と大きく違うところなのか、、、。
少なくともSONYではその判断はできにくかったことはイメージに難くない。

強いもの、本当に提供すべき商品やサービスに絞り込んで、そこへリソースを集中させ
ビジョンの実現に向かう事。

私の仕事にも大切な要素のはずだ!
忘れないようにしたい。