さきほど
本当に 久々に 何年かぶりに
鬼まんじゅうを手作りしました。
私が食べたくなって作る唯一のお菓子。
ええっ?\(゜□゜)/
これ鬼まん?( ̄□ ̄;)!!
と思った方も多いでしょう。イヒヒ。
私流は、鍋一面流し込みピザ型で
出来上がりは格子状に切って食べます。
見た目は悪いが味はモチモチで間違いなし
というズボラ鬼まんじゅうでした。( ̄ー☆
※しかし今回水分多くいれすぎた・・・。反省。
で、話は変わりますが
最近読んでおもしろかった本。
2007年のすばる新人賞を取った作品。
時代小説だけど、現代風に描かれていて読みやすい。
ひょんなきっかけで集まった4人の男女。
三味線、笛、太鼓で奏でるビートのきいた即興音楽を
踊り子のちほが感じるままに扇子片手に舞う。
今でいうロックバンドの原点のようなお話の
秀吉絶頂期の安土桃山時代バージョン。
このメンバーのひとりに
あの信長の従者だった黒人の弥助が混じってます( ̄ー☆
彼の演奏パートは・・・読んでのお楽しみです♪
もうね・・・
演奏を奏でるシーンの描写とかノリノリで
本当にメロディが聞こえてきそうな感じです。
実際、昨年の年末に舞台化されたみたいです。
特に感慨深かったのは、あの秀次事件の
彼の妻妾子どもの三条河原での処刑のシーン。
処刑を見ていた4人の主人公たちが
豊家に対する不満や怒りを演奏にのせて表現しだすと
民衆の暴動が起こって刑場が修羅場に・・・\(゜□゜)/
この結末も読んでのお楽しみです♪
史実として悲惨な秀次事件ですが
こんな風に描いてくれて
「ざまーみろ、秀吉めっ」と
秀吉嫌いの私としては本当に
ある意味胸がスカッとしました♪
因みにこの本の石田治部様は
自己中のくそイヤなヤツで描かれてて
そして秀次様は、シュッとした好青年で
聡明な人物として描かれています( ̄ー☆
天野氏のデビュー作ですが
やはり賞を取るだけの作品だと思います。
最後まで楽しく読めました♪
そしてですね、
天野純希氏の別の作品になりますが
まだ若かりし頃の信長を描いた作品。
息子を愛さない母。
息子をかまってやれない父。
兄を敵視する弟。
うつけだと思って見下す家臣たち。
周り中が敵で、こんな環境の中で育っていった信長。
今まで読んできた信長作品の中でダントツで
おもしろいです。お薦めです♪
アマゾンのレビューを見ると
天野純希さんの他の作品もおもしろそうなので
読書好き、時代小説好きとしては
今後の楽しみが増えてうれしいですっ(≧∇≦)