大河ドラマ「おんな城主直虎」が終わって
はや1ヶ月以上たちました。
直虎クラスタの多くは 菅田くんの万千代が
印象深いと思います。
そしてその後の直政が観たくなりませんでしたか?
そんな直虎クラスタの願いをばっちり叶えた本を
ご紹介したいと思います。
これです。これ↓
万千代時代から直政の生涯を
直政の目付役の木俣守勝の視点から描いた物語です。
この本の直政ですが
もう~ガンガン飛ばして行く
あの菅田くんの直政のイメージそのまんまです。
あのまんまのイメージで読んでください(≧∇≦)
ちなみに直虎最終回で登場した木俣守勝は
この方です。↓
木俣守勝とは、何者かというと・・・
家康が「直政を補佐してやってほしい」という事で
直政につけられた与力というか目付です。
元々は家康の家臣で
榊原康政や本多忠勝らの同僚なのです。
なので、彼としては家康の家臣であって
直政の家臣では断じてないっ。というプライドがあるのです。
前半~中盤にかけては
直政に振り回される守勝の苦悩を描いています。
戦のたびに大将の直政が軍配をポンっと彼に
放り投げて一番槍で突進していってしまうので
毎回怒りながら残された井伊隊を指揮してます。
「またかよ・・・」的なセリフに彼の苦労がうかがえ
プププッと笑えます( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
そして後半は、死に少しずつ近づいていく直政が
切なく物悲しく描かれていきます。
そしてホロリと泣かされます(TωT)
主従とはいったい何なのか?
木俣守勝は最後まで直政の家臣ではなく
あくまでも徳川の家臣にこだわりました。
しかし最終的には自分の意志で井伊家の家老になるのです。
そのあたりの細かな心情は読んでのお楽しみです。
先回の真田丸に続いて
今回は直虎になりました( ̄ー☆
先回の本も今回の本も時代小説ですが
初心者も難しくなく読みやすいです。
アマゾンのレビューでも高評価なので参考にしてください。
私は図書館で借りてきて読んだのですが
この本は保存版に買おうと思ってます♪
それくらい満足できる本なので、かなりお薦めです。
直政のその後をぜひ堪能してみてください