『縄文』についての正しい再認識③ | マサーヤンのブログ

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昔、東京に住んでいてよく本を読んでいた頃は、本屋さんに入って少しでも氣になる本があればすぐに買って読むということをしてましたが、最近では余程のことがない限り本を買うことをしなくなりました。前回紹介した本、発売されてからしばらくしてネットで紹介されてる記事を見て氣になったけど、1、2ヶ月経ってもまだ氣になるようだったら買って読もうと思っていたのですが、やはり氣になり続けていたので先月Amazonで買いました。著者のお名前と「ガイアの法則」という本の存在は以前から知ってたけど今回初めてこの著者の本を読みました。Amazonのレビューでいろんな人が書いてるように、自分にとってもこの本にいま出会えてほんとに良かったと思えた内容でした。

Amazonのレビューで「本の最後にフィクションですと書かれていてがっかりした」という意見がありますが、個人的推測ですが、フィクションですと書くことにより、より多くの人にこの内容を受け入れてもらうための著者の配慮ではないかと。もしこの内容は事実ですと言われたら、それだけで受け入れられない人がほとんどではないかと。

実際、著者が本の最初の方に…

『私は思春期の頃、自身が大きく変わる体験に出会った。詳しくは後述しようと思うが、それにより、時空を超えたとしか思えない現象を体験するようになった。見えないはずの場所や未来のビジョンが浮かび、後にそれが真実であることを知るという体験が重なるようになった。』

と書かれてあるので、また本全体を読むと2012年の冬至の頃に国内にある、とある縄文遺跡に著者が出向いてそこで実際に受け取ったビジョンを元に、この本が書かれてあるのだとわかります。

ここからは自分の感想を書きます。まず最初のほうに出てくる未来の社会の描写が具体的なイメージが出来て良かったです。争いのない平和でみんなが幸せに暮らしてる社会ってどんなんだろう?って具体的イメージを考えたことは一度や二度どころか、昔からずっと考えてきた事なので、それが今までの自分の想像を超えたイメージの描写が描かれていて、個人的にはそのことにまずグッときました。

そしてそこに住む未来の人が語った言葉…

「我々は、地球の本体から人工的絶縁物で遮断されて生活すること、および、大地から遠く離れた場所に常時就寝することが、身体にも精神にも不安定な作用をもたらす科学的事実を過去に発見した。大地は心身にとって不可欠な直接的作用をもつこと、および、その力を享受するための大地との連関には一定の条件が存在することも発見した。かつて食物や大気に原因があると思われていた多数の難病は、それ以前に大地との交流が遮断されることによる人体の不安定状態が本質にあり、そこに外的要因が結び付くことで生じていることが明らかとなった。この発見により、我々は多くの疾病を著しく減少させた。

またそれは、空間と人間との関係性の解明へと繋がり、夜の暗黒空間が、人間が本来有している自然界との本質的共鳴力に不可欠であることも明らかにさせた。一つの発見が、我々の社会の全体を変えたのである」

「また、この大地と空間の関係性の解明は、存在の本質的統一力を明らかにし、我々の社会そのもののあり方を変革させたのだ」

ここの部分だけでなく本全部を読むと氣がつくのですが、自分達が現代社会の中で暮らしていて様々な問題を解決しようと今いろいろと取り組んでいることは、果たして本当に正しいのか?と一度立ち止まって根本から検討し直すことの必要性を感じます。

Amazonで注文して届いて封を開けてから、結局何十回とこの本を読み返したんですが、こんなに一冊の本を何度も読み返すことは自分にしては珍しく、なぜかというと読み返すたびに本の中に登場する縄文時代の長老の語る言葉から縄文の叡智が滲み出てきて、毎回毎回新しい氣づきに出会うからです。

一番最初の一読目で自分が感じたことは、このブログで「宇宙は愛で出来ていた」シリーズで何度か書いてることと同じようなことをやはり縄文人は知っていたんだということが自分的には嬉しかったです。買って読む前から本のタイトルやサブタイトルから推測して、2019年の春に自分が受け取った答えと同じようなことが書いてあるのでは?と感じていたので。しかもこのことを著者は2012年の冬至にはすでに受け取っていて、本の中にも書かれてありますが、時が満ちるまではこのことを公にしてはならないと縄文時代の長老は語ります。そしてこの本が発売されたのは今年2020年の夏。自分が「宇宙は愛で出来ていた」と題して勇気を出してブログに書いたのも同じ時期だったので、大して世の中に影響力がないブログとは言え、書いた時期は正解だったと(とは言え、アクセス数もそんなにないし影響力がないから何を書いても大丈夫というわけでもないと思います。結局すべては繋がっているので)。

では何故時期が大事なのかというと、その答えは本の中の長老の言葉から理解できます。

「あなた方は今、今までにない節目にある。
 節目は、創造にも破壊にも転ぶものだ。
 それゆえに、時を超えた介入の門も節目には開かれるのだ。
 この介入が活かされるかどうかは、あなた方にかかっている。」

「あせってはならない。
 あなた方は原点に繋がる必要があるが、あなたの体験記の公表には、知識レベルの公表とは異なる意味がある。それは、我々とあなた方とを結ぶという時空の統一を意味する。この結びは、時が満たされるまでは進めてはならない。段階を経ることが必要だからだ。事をせいてはならない。
 この体験について書くべき時が来たらあなたにはそれがわかるだろう。
 それまでは、あなたの体を通し、磁力を通し、人々を育むのだ。
 社会の変革は、たった一点の空間の成立から始まる。
 その一点を確固たるものにするには時が必要だ。
 まだ時は満たされてはいない」

自分のこと振り返ってみても思うのですが、特に2011年の大震災を経てからのこの10年間、実生活でも精神の部分でも、いろいろな段階を経ていくつもの扉を開いて今やっとここまでやってきたという感覚があり、やはり2012年とか2013年などにこの本の内容に出会ったとしても、いまいち理解出来なかったし真から受け入れられなかったと思うので。今、アメリカの大統領選挙もすごい事になっていますが(世界が変わろうとしている)、やはりこの2020年後半の冬至へ向かうまでのタイミングがベストだったんだなと思いました。

…長くなったので、また次回に続きます。