房総リヤカー旅を振り返る(7) | マサーヤンのブログ

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○「8日目」11月14日(日)

<天気>晴れ

<参加者>
chida-san 、マサーヤン

<宿>
鴨川の海岸沿いの公園で野宿

<移動距離>
30km


前日お世話になった千倉のショウジ君の家を朝9時半に出発。

この日は
千倉→千歳→南三原→和田浦→江見→太海→安房鴨川
と外房の景色の素晴らしい海岸沿いの道を進む。

昨日、一日休養をとって温泉で膝を癒したおかげで
足はだいぶ歩けるようになっている。

この日は、途中、和田浦港より
友達のchida-sanが急遽、飛び入りで参加。

やっぱり1人で歩くより、2人のほうが面白い。
いろいろと楽しい話をしながらリヤカーを走らせる。

途中、オートバイのカブに乗ったおじさんが
険しい顔で、リヤカーと並走しながら
リヤカーの看板に書いてある文字をじっくりと読んでいる。

「こんにちは」と声をかける。

リヤカーを止め、今回の旅の趣旨を説明する。

おじさんは
「農業はそんな甘いものじゃない」
「農家の大事な土地をどこの馬の骨とも分からない人間に
 簡単に貸すわけにはいかない」
「農地を借りるには、その地域に入って、
 何年もしてその地域の中で信頼関係を築かないといけない」
と、農地のついての法律的な問題から、
都会から地方へ入っていくための心得など
半分、お叱りにも近い、アドバイスを受ける。

農地の問題など、知識としては以前から知っていたけど
改めて、いろんなことを教えてもらった。
こういう現場の声を頂けるのはとてもありがたかった。

その後、chida-sanとまたいろいろ楽しい話、最近の近況や
今後のエコビレッジ構想についてなど、
いろいろと楽しく深い話をしながら歩いていると、この日のゴール、
鴨川へといつのまにか到着していた。


膝の痛みも、おとといに比べれば格段に
良くなっていて30km近くの
距離も無理なく歩けた。

ゴールのあとは、鴨川の海岸沿いにある公園にて、
駅前のジャスコで買った総菜弁当とビールでこの日の祝杯をあげました。
(chida-san、ここまでバイクで来ていたためノンアルコール)

その後もしばらく、二人で
公園のベンチでいろいろと話し込む。

やがてchida-sanがバイクで帰路に着き、
僕は公園にテントを張り就寝へ。
この日は、気温も高く夜風が気持ちいい
野宿には最高の気候でした。



↓江見海岸で二人で昼ご飯
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