天国と地獄の話 | マサーヤンのブログ

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3メートルぐらいの丸い大きなテーブルがあって
その上にはたくさんの料理が並んでいます。
そのテーブルを囲むようにみんなが向かい合わせで座っています。
一つのルールがあって、ここで食事をする際には
テーブルの端から端まで届くぐらいの長い箸を使って食事をしなければなりません。

天国にいる人も地獄にいる人も
丸い大きなテーブルの上にたくさんの料理が並んでいます。
この光景は全く同じです。

ところが、なぜか
地獄にいる人はみな痩せ衰えて殺伐としています。
一方、天国にいる人はみな笑顔で生気に満ち溢れています。

なぜこんな違いが起こるのでしょう?
それは食事の始まった光景をみると理解できました。

地獄の人たちは長い箸を使って食べ物を食べようとするけれど
いかんせん箸が長過ぎて食べ物を自分の口に運ぶことができません。
一方、天国にいる人たちは、その長い箸を使って反対側に
座っている人の口まで食べ物を運んで食べさせてあげていたのです。


・・・このような話をリヤカー旅の時に
なぜだかいろんな所で、たしか3回ぐらい聞きました。


結局人生は、すべてこのことにつきるのではないかというぐらいの
この話の中にある「利他の精神、思いやりの心…」

半年間リヤカーを引っ張って修行僧のように歩いて歩いて(?)
最終的に悟りを得た(?)こと感じたことも結局同じことでした。

・人に一番与えてる人が一番もらう人
・働くとは人のために動くこと
・小欲を捨て大欲に生きる
・・・etc

う~ん自戒の念も込めて、
天国の人たちのような精神でほんとうに生きたいものです!