検索ワードで龍馬を斬った刀と、今井信郎が急激に上がってきたので、見廻組の関連資料を再録します、前回出した写真と同じですが、桂早之助の刀、龍馬襲撃に実際に使用された龍馬を斬った刀です。
博物館でよくある重要文化財のようなピカピカの刀と違い、使用感のある刀で、刃こぼれやボコボコした刀の肌を見るとこれで龍馬が殺されたんだと思い、せつない気持ちになります・・・
こちらの赤い鞘は今井信郎の刀の鞘、これも龍馬襲撃の際に使用されました。
佐々木只三郎の鎖帷子、こちらは戊辰戦争中に使用してかなりの血痕が染み込んでいる・・
桂早之助の実使用の刀の鍔（つば）・・
こちらも桂早之助の所有物、現在の警棒のような物・・・
佐々木只三郎、京都における住居・・・佐々木は浪士組、新撰組の設立にもかかわり、清河八郎も暗殺しています、京都守護の実行責任者です・・・
見廻組は京都守護職、松平容保の配下で京都における言わば正規の警察組織で公的な場所を管轄としていました、かたや新撰組は歓楽街などを管轄し両者の交流はあまりなく、新撰組はよごれ仕事をやらされていたようです。
新撰組は池田屋騒動で一気に有名になり現代では英雄扱いで、見回組は龍馬暗殺で忌み嫌われています。
近藤勇は自首してきたのに土佐藩より龍馬暗殺犯とされ罪人とされ斬首されました、佐々木只三郎は戊辰戦争で銃弾に斃れ武士らしく戦死します・・・