前回に引き続き油の種類についてご紹介致します！
輸入大国シンガポールのスーパーには、
海外産の油がたくさん並んでいます！
比較的マレーシアのブランドが大半を占めていますが、そのマレーシア産のブランドはいくつもあります！
前回、Naturelというマレーシアブランドのキャノーラ油、ひまわり油、オリーブオイルについてご紹介しましたが、
今回は、メーカー問わずその他の油について、"シンガポールで手に入る油"という視点から一緒に見ていきたいと思います！
ご紹介するのはこちらの4つ！
大豆油
コーン油
こめ油
ごま油
まずは、こちらから
Crisco Pure Vegetable Oil
10.95$/1.41L
こちらは大豆油です！
(Vegetable=大豆を指しています！)
原産国はアメリカで、「NO GMO」の記載は特にはない為、遺伝子組み替えの大豆が使われていることになります！
次に、
GOLDEN CIRCLE Corn Oil
8.90$/2L
原産国 マレーシア
100%コーンから抽出した油です！
原料はとうもろこしの胚芽で、コーンスターチを作る際に分離したものを使います。
色は淡黄色で、コクのある香ばしい風味が特徴！
揚げ物で使うとサックサクに仕上がるので、サラダ油、天ぷら油として使われています。
(アメリカで最も消費されている油です！)
)こちらも大豆油同様、遺伝子組み替えのとうもろこしを使用しています。
RICE FIELD Rice Bran Oil
8.60$/2L
こちらは100%のお米からできた油です！
原産国はタイ
原料は、お米を精製するときにできる米ぬかからできており"米ぬか油"とも言います。
酸化しにくく揚げ油での泡立ちが少ないため、フライやドーナッツ、かりんとうなどの揚げ物に向いています。
米ぬかにだけ含まれるγ-オリザノール(ポリフェノールの一種)が、更年期障害、胃腸神経症などの改善に効果があるといわれています。
その他、他の油に比べてビタミン(特にビタミンE)、ミネラルを多く含んでいることから、健康志向の方々に人気の高い油です！
日本の場合、国産のお米を使って生産されたものが多く出回っています！
Chee Seng 100% Pure White Sesame Oil 4.50$/320ml
白ごまから抽出された油。
Chee Sengは、1956年から続く"シンガポールブランド"で、何度も国際モンドセレクションを受賞しています。(1988～1993、2002、2003 計7回受賞)
その他、同じ会社からDouble PagodaとGOLDEN OXというブランド名で、様々な油を販売しています。
○Double Pagoda•••主にチリオイルやココナッツオイル、にんにくオイル、生姜オイルなどを扱うブランド●GOLDEN OX•••ごま油と大豆油を使い、幅広い料理に合うようブレンドされた油を扱っているブランド
低温圧搾されたChee Sengごま油は、日本の純正ごま油より味も香りも濃厚です！
ちなみに、黒ごまタイプ(Black Sesami Oil)もあり、また違った香りが楽しめます！
いかがでしたか？
スーパーには、大豆油、コーン油、こめ油、ごま油の他に、アーモンドやマカダミアナッツ、くるみを使った珍しい油も販売されています！
ちなみに、
"Cold Pressed"と記載されているものは、原材料の栄養や風味を損わず低温圧搾して抽出したもので、油の中でも"質の良い油"と言えます。
また、
アボカドオイルに記載されている"EXTRA VIRGIN"とは、一定の基準をクリアした製法で、一番搾りのアボカドのみを使っている油ということになります。
EXTRA••• 基準を満たした製法(遊離酸度が0.8％以下で、風味に欠点がないもの)
VIRGIN••• 一番搾り
*エキストラバージンオリーブオイルも同じく
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油の種類は数えれば数えるほどあります•••
また、同じキャノーラ油でもメーカーによっては味や風味が若干異なります！特にごま油は違いますよね！？
また、同じキャノーラ油でもメーカーによっては味や風味が若干異なります！特にごま油は違いますよね！？その中から、ご家庭に合った油を
選んでみて下さい！
◇
今回は、
"今さら聞けないシンガポールの油について～その2～"
というお話でした！